トラウマ。00
俺は無我夢中で動画サイトを見ている 右側から流れる文字それはにぎやかで今の気分的に腹をたたせるだけの物にしか見えなかったが、この動画サイトはとても面白く、俺にとっては参考になるものもあった。
まず言っておく、俺はオタクだ。
そして音楽をつくるものでもある てか、従兄弟からもらったやつをありがたく使ってるだけだ。
ケイ。そいつは従兄弟の中でも一番上で、インターネット界でも知らないやつはいない有名P だった…
そいつは 初音 ミクを使った曲ばっかり作っていた。
俺が、動画サイトを見ていると後から見事な右ストレートをかましてくる赤毛の男がいる。こいつは、ケイの弟 俺より年上 海斗だ。
まず言っておく、海斗はオタクだ。
海斗も有名なボカロp の1人で しかも絵も描く。
1人でなんでもできるやつだった…
ちなみに、使うボカロは 鏡音リン
金髪のかわいい女の子だ…しかも海斗は鏡音リンにベタぼれでただの変態だ。
「いってぇー!何すんだよ!これ絶対折れた!折れたかんなっ!」
海斗が横目で俺を見る
「ふんっw」
「鼻で笑って終わりか?! 人を突き飛ばしといて?!」
「うるさいなぁ…坐斗。 お前のレンのデータ消すぞ?…」
それは困るやっと曲をつくりおわりそうなのに…
そう、俺は鏡音レンを使った曲を作っている。
「つか、海斗学校は?…」
「…行かない。」
「あっそ…これだからひきこもりは…」
呆れた声で俺は言うと切れ長の目で睨まれる。
「お前だって受験だろっ…」
「いろいろあって学校いけないんですぅー」
いきなり椅子からだった海斗に
ビクッっとする俺
「一年たった。」
そう呟く海斗に少し驚いた。この話しをしたがらないからよけいに驚いた。
「あーそうだね…」
俺と海斗にはいろいろとトラウマがある。それぞれのトラウマ
明日は
そのトラウマの1つを話そう…