なぜあの人はデートに誘われるのか?
ポカーンとした表情。という表現があるわけですが唖然とするとも言いますがあまりそのような表情をすることもないですし、そのような表情をした人を見ることも多くはありません
ちょうど昨日の朝のことなのですが、友達から「ドイツ1点先制!」とLINEが入りました。このドイツというのは“ドメスティックバイオレンスはツライヨ”の略のことではなくサッカーのドイツ代表のことです
ワールドカップの準決勝ドイツ対ブラジルが行われていたので、さぞ良い試合になるのだろうと寝かかっていた所を着替えて近所のBARに歩いていったのです。とてもワクワクしながら。ハイスタの名盤であるメイキング・ザ・ロードの発売日くらいワクワクしながら、近所のBARに歩いていったのです
友達のLINEが入ってから15分経ったくらいでしょうか。そこは外人が集まるBARでこのワールドカップ期間は各国のサポーターで賑わっているのですが、私がドアを開け入ってみるとなんだか店内がまったく盛り上がってない。むしろ帰りだす人すらいるのです
(何があったんだ?)とテレビモニターを見上げてスコアを見てみたら「5ー0」と表示されていたのです。一瞬、何が起こったのか、わかりませんでした
5ー5の合コンをして、男子が何かしらのミスをして女子が全員帰っちゃった時のことを5ー0と表現はするものの、サッカーの試合でそんな点差になったのなんか見たことが無い
ましてや世界最高峰の大会の準決勝。つまり世界でサッカーうまい人達ランキングのトップ中のトップが集まる試合です。メンタル・技術・フィジカルが拮抗している中で、ほんのわずかの差で勝負が決まる試合なのです
「3度見」をしたのは、菅野美穂が脱いだ時以来だったのですが、テレビモニターの5ー0の表記を見て(オレがてくてくと歩いていたこの15分の間に何が起きたんだ!)と世界の中心で愛を叫ばずに、BARの片隅でパイを食べる勢いでした
ブラジルの怪物のロナウドも解説席にいたのですけどね、目の前でワールドカップの通算得点記録が抜かれた上に母国が7点も取られて負けたとなるとショックも大きく、メシも3度しかノドを通らないレベルだったでしょう
「まあどっちが勝ってもいいや、おもしければ」と思う程度の私でもショックを受けるような試合。おそらくブラジルは悲しみの雨がやまない。初恋のあの子が夏休み明けに転校してたレベルだと思うのです
友達からの「ドイツ1点先制!」というLINEが無ければ見に行ってなかったと思います。なんの因果か今後100年くらい語り継がれる試合を見てしまったのですが、これも何か意味があったのでしょう。取り急ぎドイツをリスペクトしながら、今夜はソーセージにビールだと思うのです
そんなブラジルの悲劇からさかのぼること数時間前、セクシャルラブセミナーという恋愛の初級セミナーを行っていたのですが、参加者の1人がこんなことを言ったのです「あたらし先生。私、デートにすら誘われないんです。。」と
また別の参加者がこんなことを言ったのです「あたらし師匠。デートはするのですが、デート止まりで次のステップに進めないんです」
同じ悩みを持つ女性というのは日本中に5人に1人。つまり1000万人はいる。少なく見積もっても500万人はいるのではないか?と思います「デートに誘われない。誘われても次のステップに進めない」この世が少子化になってる主たる原因な気がします
「デートに誘われない。誘われても次のステップに進めない」これは通勤しようとバス停でバスを待っていても、目の前をバスが通り過ぎていってしまったり、乗れたとしても降りたい駅のだいぶ前で降ろされてしまっているのに近い
私は先日、白パンを履いてイタリアンを食べに行った時に、オリーブオイルを白パンにこぼし、シミを作ってしまいショックを受けたのですが、それと同じレベルに悲しい出来事だと思うのです
とはいえ「デートに誘われない」ことや「誘われても次のステップには進めない」を悲観するのではなく、うまくいっている人を参考して真似できる部分を真似するということが大切です
結論から書くと、予定表がデートだらけになるほどに誘われ、手をつなぎ、キスをする、ホテルに行く、告白される、結婚する、愛のある家庭を作る。どこにゴールを設定するとしても、自分が望むゴールに向かってスムーズにステップを踏んでいく女性というのは「スキをうまく作っている」という共通点があります
シムシティーという都市を作るゲームがあるのですが、都市を作っていく時にビルや工場だらけにすると、すぐに人口が減ったり公害が発生し街が破綻したりします
人口が減ったり街を破綻させないために何をすべきか?というと「街に公園を作る」ことです。つまり何事もスペース。スキをうまく作っていくことで、男性の心にゆとりを与えることができ、あなたを安心してデートに誘ったり次のステップに誘うアプローチができる余裕が、男性に生まれるわけです
サッカーを見ててもよくわかりますが、スペースが無いところにシュートを打つ選手はいません。同様にスペースが無い、つまりスキが無い女性に男性はシュートしようとしないのです(失敗するイメージしか持てないので)
つまり、あなたがするべきは男性に成功するイメージを持たせることであり、シムシティーでいう公園であり、スペースであり、スキを見せるということだけを考えるべきなのです
とはいえ、電車内で大股開いているような下品な女性をジェントルメンたちは好みません。大切なのは清楚さとエロスのバランスであり「ほんの少しのスキがある」ということが大切です
ほんの少しだけ出す。隠し味的に出すということが大切です(決して、もこみちみたくオリーブオイルを上からドバドバかけるようなエロスは必要ないのです!)
男に持ち帰って欲しいからといって山崎をロックで一気飲みし、泥酔するレベルのスキを見せるのではなく、ほんのり頬が赤くなるレベルのスキを見せる
いきなし抱きつき、がっぷり四つからの寄り切りをするのではなく、男性が少しドキっとするくらいのソフトタッチをする
「あたらしさん、デート経験の無い私にはちょっとハードルが高いです・・・」
安心してください。お酒が飲めなくても、ボディータッチが苦手でも安心してください。あなたがどれだけ口べたでも、ファッションで少しだけスキを見せることができます
ショートパンツよりも少しスリットが入ってるスカートの方が良いですし、タンクトップよりも肩口に少しスリットが入っているTシャツの方が良いでしょう
仮装パーティーではチャイナドレスがいいですし、パンストも伝線してるくらいがちょうどいいでしょう
デートに誘われない、デートだけで終わってしまう。そうするとあなたの時間はどんどん失われていき、昨日の朝5ー0の表示を見た私のようにポカーンとした表情になってしまいます
これから夏の時期ですのでいいタイミングですね
うまくスキを見せて、男性に「チャンスがある」と思わせていくことが大切なのです
スーパーひとしくん人形で勝負をかけるべき時は今なのです
追伸
作品名:なぜあの人はデートに誘われるのか? 作家名:あたらしひろゆき