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夏経院萌華
夏経院萌華
novelistID. 50868
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高確率な間違い電話

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先日の聞き間違いの話をして思い出した物ですが、

これはかなりオカシイ話です。

これも私が実際に起きた話です。

私が東京で仕事をしていた時の事です。その日は大田区におりました。

待ち合わせ時間にはやや早く手持ち無沙汰に携帯を弄っていました。

そこへ、見知らぬ番号からの着信。仕事柄でないわけもいかず、対応しました。

「はい・・・」すこし怪訝な声をだすと、

「ああ・・・夏経院さん」と元気のいいおじさんが私の名前を呼ぶので、

「はい。夏経院です」と答える。

「今、●●倉庫に居るんだけど、お宅今どこ?」

●●倉庫は確か大田区だけど、何の事だかわからない。

「あの・・・すみません。どちら様ですか」

「え!?夏経院さんですよね」

「そうですけど・・・どちら様ですか」

「俺、田中だけど(名前は忘れたので仮名)・・・それより今どこ?」

「すみません。おそらくかけ間違いだとおもうのですが・・・」

「え?!お宅、夏経院さんだよね」

「ええ。そうですけど・・・・すみません何番に掛けたかお教えいただけませんか」

「090●●●●●●●」

「あああ・・・私の番号は末尾●●です」

「えええ?違う夏経院さん?えええ」

とおじさんが困惑してるのが手に取る様にわかった。

「はい。そう言う事です」

「こりゃすみません。では」

と言ってようやく電話が切れた。

そう・・・よくある間違い電話です・・・。

ただ・・・・よくよく考えてみると、すごい確率だとおもうんです。

似たような携帯電話番号を持った同じ苗字の人が同じ大田区に居たと言う事実。

それがどれくらいの確率かはわかりませんが、

なんかこれって・・・・・・・・・

小説を書く者にとって貴重な体験をしたような気がしてならないのです。

これを面白いと思うか、くだらないと思うか、

はたまた、素晴らしいとおもうかは読んで下さる方々に任せます。

私的にはおかしかったのですが・・・・。

すみません。乱文でした。


作品名:高確率な間違い電話 作家名:夏経院萌華