veryape
自身を、全てに於ける核の中枢とし、その核の王として頑とし、自分が肯定したもの以外は許さず、又自分を肯定する者には制裁を考え、相手が向かうのなら、その都合を持って、火の粉を消していた
常に上へと目指し、下に落ちようと、怯まず、抗い、その倍這い上がった
だがそんな気負いもふとした時に、疑問へ
と変わり始めていた
同じ処を徒ひたすらに、廻っているだけで
は無いか?
これでは、あの詰まらぬ玩具と同じではないかすると、何時かの自分、少年の頃に見た
目を赤々と、点滅してはくるくると回ったアンドロイドと自分を重ねていた
あれが純粋で直向きなものか、自分がしたかった事は何だったのか、何時か見た、あの漫画そうだ・・・・・此処で男は自分の愚かさに気づく
俺は正義が欲しかったのでは無い
そう俺は力を使いたいだけだったんだ
そう今この手に数え切れないほどあるじゃないか、あの玩具同様、詰まらぬ理屈を言ってボス一匹殺した処でどうなる、何も変わらないじゃ無いか寧ろ勿体無い、面白く無いじゃないかもっと工夫しょう武器は山ほど有るんだから
ハハハあれは何だったのかな、一つ、二つ
三つ、今手持ち無沙汰の凶器が高揚し、生き物の様に踊り舞う