ＰＥＡＣＥの国ＪＡＰＡＮ
僕達がファーストフードで高らかに笑ってる頃、中東で人が殺されている
平和を唱えながら、正義を語りながら、他の国の紛争をただ見過ごしている
注射も碌にうてない国で苦しむ子供達
純粋に平和を望み、国のため、正義のため、勇気ある発言をした頭のいい若者が
無残に殺される
ＰＥＡＣＥが保守で、保守が政権で、政権が独裁で、独裁が殺人で、
何が正義で何が悪か分からない、矛盾が矛盾を生み、グルグル回って、
悲劇と尊い死だけが残る
日本の昔を忘れていないかい？
正しく伝えているかい？
真珠湾の真実は伝わっても、
ガダルカナル島の真実は伝えられない
偽りの歴史、いったいこれまで、どれだけ歴史が支配者の都合により
塗り替えられてきたのだろう
集団的自衛権に潜む恐ろしさ、
アメリカの尊い命を守る世界のための愛と、
戦争を知らない平成の若者たちを危険にさらす、
矛盾が矛盾でグルグル回る
美しい矛盾と美しくない矛盾、そんな馬鹿げた自己中心的な発想があるから
今も注射も貰えない子供たちが虚ろな目で、心を凍らせてるんじゃないかい？
昼と夜に生きた人の正論を自信持っていうけど、
朝が来ない夜の世界しか知らない子供たちの存在を知っての発言かい？
美しい愛が永遠でなく、いつか憎しみや死、分裂や戦争が…
僕は非力で何もできないけど、尊い愛が世界に広まりますように…
この気持ち日本から、世界へ届いてくれないか―――
Please listen to my voice. I grew up in a peaceful country.
There are a people who can not join the war.
There are a people who can’t fight.
Weakness helps us progress.Progression bring peace.
Self-confidence causes a struggle for supremacy.
Contradiction、discrimination、ignorance cause war.
（了）
作品名：ＰＥＡＣＥの国ＪＡＰＡＮ 作家名：松橋健一