ihatov88の徒然日記
70戦後70年 6/12
本作『ihatov88の徒然日記』、とうとう70回目を迎えることができました。これはひとえに皆さまが読んでくれるからでございまして、ワタクシは本当に幸せ者でございます。コメント、ブックマーク本当にハゲみになります、ありがとうございます。これからもよろしくねん♪
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ちゅーことで今回は70という数字に因んで。今回はちょっと硬めのハナシ。
折しも今年は戦後70年の節目を迎えます。昭和で言えば90年、戦後日本は70年ものあいだ戦争を一度もしなかったというのは素晴らしいことじゃないでしょうかと個人的にはそう思います。何でも戦後戦争してないのは日本とブータンと北欧諸国くらいだそうですよ。
きれいごと言いますがワタクシはどんな戦争にも反対です。ワタクシも人の子ですから、お国のために命を捧げて戦えるほど人間ができていないのは自覚してます、勝っても負けても。
過去の戦争の善悪とは別に、先の戦禍に倒れた者の無念たるや筆舌には尽くしがたいものです。特に特攻隊の手記などを読むと涙が止まりません。彼らは何を思い、何を案じて国のために散って行ったのか。たぶん自分だったらハラ決められず逃げ出すでしょう。それゆえ現代に生きる我々は、過去に何があったのかを知り、それを今後の教訓として活かすべきなんだろうと思います。広島の平和記念公園にある碑文
安らかに眠ってください過ちは繰り返しませぬから
という言葉は日本人だけでなく、人類すべてが心に留めておきたい言葉だと思うのです。
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巷では戦後70年談話について云々カンヌンと議論がなされておりますが結局言われてるのは
「過去の反省」
をするのかしないのかですよね。でもそれって、わざわざ言質を取らなアカンのかと思うんです。反省って相手に迫られて言うものでなくて自分の意志から言うものであって、さらに繰り返し言うと余計に安っぽいし、言わなかったら反省してないのかと言われますし。これって許す側の問題なんですよね。双方が大人にならない限り、換言しますと
感情では絶対に解決しない
ような気がします。
身内を殺された遺族が犯人の死刑判決を聞いて決まって聞く、
被害者は戻ってこない
と同じで、ニッポンの総理大臣がこの先何言おうが、周辺国が何言おうがどっちも平行線なんですよ、この問題。だから第三者がそれを評価すべきと思うんです。
立場のないワタクシに言わせてもらえれば、平和であったら何でもエエやんというのがホンネでしょうか。武力を持つことが抑止になるならそれもアリでしょう。ただ、それが唯一の正解ではないのでしょうけど。
過去はないがしろにしちゃいけませんけど、それ以上にこれからのことの方が大切と思うんですけどね……。
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔