ihatov88の徒然日記
89年頭懺悔式28/1/10
今年初めて筆をとります。事情により松の内は粛々と過ごしておりました。と言うわけで寒中見舞いです。
年が変わるとどこでもそうでしょうけど、数字が0に巻き戻ります。うちの職場のデータも一新され、年頭の初出勤は基本きれいなファイルを手にします。
そして毎年この時期思うんです。
「今年こそはキッチリやるぞ!」
と言いつつ横にあるのは昨年のファイルの山。12月くらいになると
「ああ、えーえー。そんなん来年回し」
と言って手書きの書類なんぞは文字の乱れようが酷いのです。外部資料は極力注意するのですが手控えのメモなんかはもはや象形文字。自分で何をメモしたのかさえ……。
そこで毎年思うのです。
「今年こそはキッチリやるぞ!(本日2回目)」
いや、待てよ。毎年言ってるから通算して何回目よ、これ。というわけでいつまでたっても改善されない自分に諦めに似た感情が沸くのですが、そもそもがグダグダな人間ですのでそう思うのも今の時期だけです。
しかし、節目を入れてリセットする機会を与えてくれる年中行事には感謝しております。でないとワタクシ、どんだけグダグダな人になってまうねんと思います。もし一年が3650日だったらワタクシ、3650日目になってやっとリセットすることになります。365日目でグダグダなのに3650日目やったらどんだけグダグダやねん!と思うわけです。
と言うわけで、今年の最初のファイルは丁寧に文字を書き、丁寧に閉じます。さあ、今年も頑張ろう、っと。いつまで持つかはわからへんけど、最初くらいはちゃんとする。そういや学生の頃も最初は真面目にやってました。これは節目というより性分なんでしょうか……。
「さあ、今年もブリブリ飛ばしてくで~」
とチームのみんなに檄を飛ばしたところに来たのは部下1号……。
「あの……、年末に掃除したとき出てきた『謎の書類』どうします?」
あ、忘れてた。去年見つけた謎の書類、よく見りゃ『昭和』ってかいてある。今年はいつぞやの人が廃棄しそびれた書類の処理から始まります。
――やっぱりグダグダです。
ま、自分らしいといいますか、進歩がないといいますか――。今年もいつもと変わらぬテストで始まりますけど皆さんよろしくねん♪
作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔