小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

ihatov88の徒然日記

INDEX|103ページ/164ページ|

次のページ前のページ
 

62 座右の銘 3/25



 みなさん、座右の銘ってのをお持ちですか?『左右の目』じゃあありませんよ、『座右の銘』。お約束の冗談を冒頭に書きましたが以前本当に
「右左ともに1.5」
と答えたプロ野球選手やボクサーがいたくらいですからそれはそれでお約束のネタなんでしょう。

   それでは本題入りまーす(いつもグダグダ……)。

   * * *

 前フリもさることながら、ワタクシの座右の銘もこれまたアレでして……、誰にいつ聞かれてもこう答えてます、

   「適当」

 ちょっと待ってみなさん。これにはちゃんとした意味があります。
 適当というのは悪い意味で使われるのではなく、本当は人間が人間らしくあるためにとても深イイ言葉だと思うのです。

 多すぎず、少なすきず。大きすぎず、小さすぎず。長すぎず、短すぎず。まさに許容範囲の中に収まっているから「適当」なんです。どんなことでもできるに越したことはありませんが、できすぎると何か他のことがおろそかになることがあります。人の決める枠組みってのは大概幅があります。料理にしたって、絵や文章にしたって数字で図られた寸分狂わぬ正確さを求めるものではないと思うのです。

 つまるところは「ちょうどいい」すなわち「適当」

です。人間味のある素晴らしい言葉じゃありませんか。と、ワタクシは思うわけです。
 もちろんのことですが、何でも完璧にする人を否定するわけでも、それを目指すことを諦めているわけではないんです。当然ながら人生そんな局面に対峙することは多々ありますし、そんな時は全神経を集中させるべきです。
 しかし、何ごともそうガッチガチにならずに物事を見たり考えたりすることも大切で、その適当さが余裕になって、その人のその人らしさってのが発揮できる場面ってのは多分にあるんじゃないでしょうか。
 
 そうしたら人を見てもあまり腹を立てなくなったし、エラそうなことも言わなくなりました、経験則。
 やっぱり、適当ですよ、適当。 

   みなさんの座右の銘は、何ですか?

作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔