新聞少年山田太郎
太郎の家は、極普通の家だった。お父さんお母さん弟、私。
そして、主人公太郎は、少し変わった子、学校では、変わり者扱いされていた子だった。
先生に注意され毎日、授業中に泣いていた。
家は普通とあるが、小学5年生になり、太郎は、疑惑を抱く様になった。「僕の家は貧乏ではないんだろうか。」
他の子は塾や、習い事で、太郎の相手をする者は学年が上がるにつれ、減っていた。
太郎の家は借家で、一戸建てが豪華な家に見えていた。
勉強はほどんとしなかった。学校へ行き、終われば、友達とファミコンや、缶けりをして遊ぶ。そんな、毎日に太郎は子供心で満足していた。太郎は、頭は悪くないが、良くもない、運動ができない、太った子だった。太っていた事はいじめの種になっていた。「やーい、やーい、でーぶ、でーぶ。」普通は太郎がいじめられていると、大人は解釈するのだが、なぜか、太郎は変わり者扱いだった。いじめられている事が問題になる事はなかった。勉強ができる訳でもない、運動もできない、貧乏なのに、目の敵にされて、いじめられている事が問題にならずに、変わり者扱いされて、人の分まで、怒られて、十字架を背負う様な、生き方をしている事が、変わり者に見えた様だ。十字架を背負う事は大人になって、ためになった。
太郎は小学5年生と言う思春期で、このままじゃ駄目な大人になると、新聞配達をはじめた。隣の町の、新聞屋まで、自転車で行って、新聞を配っていた。最初は、教えてくれる人がいた、ここは、中日新聞とスポーツと日本経済新聞。それを、ノートにメモして、少しずつ覚えて、一人でも配れる様になった。給料は月2万5千。ファミコンのソフトを買い、友達の家へ持って行き、弟と遊んだりした、残りは貯金した。朝4:30に起きて、2時間程仕事をしていた。仕事は朝早いし、外は暗い。新聞少年と言う山田太郎の歌の歌詞で、「雨や嵐にゃ、慣れたけど、やっぱり夜明けは眠たいな」と言う歌詞がある。身の染みる歌詞だった。
夜明け、満天の星。綺麗な朝日。太郎は自然と、宇宙と友達になった。
ある夜明け、仕事をしていたら、朝日、太陽が太郎に話しかけてきた。
「お前の、望みはなんだ。」太郎は、一瞬迷ったが、世界一優しい人間にして下さいと願った。太陽は判ったと言って、又、いつもの様に、地球を照らしはじめた。
9ケ月程たって、新聞小学生を励ます会に招待された。太郎は喉から手が出る思いだった。自分のやった事に対して、褒められる経験はなかった。表彰状はできる奴がもらう。そう思っていた。太郎はその日が、待ちどうしかった。努力してればいい事がある、太郎は子供心で、一つ教訓を得た。そして、その、二日前の学校で、太郎の友達、新聞配達をはじめて、遊ぶのが、疎かになっていた、親友、ファミコンや缶けり仲間が、「明日は頼むから、家へ来てくれ、俺は息苦しい、ここの所、友達と遊んでいない。」と言ってきた。太郎は、友達と祝賀会を天秤にかけた。母親にも、いきなり、質問した、
「お母さん、愛ってな~に?。」母親は、自分で考えないさいと言った。友達は、母親が早死にしたのを思い出した。太郎は9ケ月の努力、新聞配達を捨てて、友達の家に行った。
その時、太郎には、愛が何かわからなかったし、著者の私も愛がなにがわからない。
その事は、学校で一回も話題にならなかった。太郎は、新聞配達を辞め、又、いじめっ子のいる、学校へ戻って行った。
一年が経った。周りの奴はそろそろ、付き合う奴もいたし、見栄で付き合っている様に太郎には見えた。
太郎はお父さんに、卓球を教えてもらった。学校が終わったら、体育館へ行き、卓球の練習を毎日やっていた。太郎は卓球選手になるのが、子供の時の夢だった。
太郎は中学生になった。
そして、部活は卓球部に入った。同級生で太郎に勝てる者はいなかった。練習試合でも、勝った。その事が、先輩の勘に触ったのか、あのデブ生意気だと言われていた。しかし、卓球部の練習は楽しく、太郎は、幸せだった。勉強も徐々に出来る様になり始めた。
太郎の親は家を買うと言い出した。一軒家。太郎は転校した。転校先の中学校には卓球部はなかった。太郎の夢、青春は終わった。卓球選手になるには、中学で部活がないと、無理である。しかし未だ、中学生、やり直しが効くと、太郎は自分を探した。
図書館で、アインシュタインの本を見つけた。その本は、太郎の人生を変えた。
高校は、地元公立進学校に進学した。
太郎は、未だ、物理学者になる決意がなかったし、部活がしたいので、卓球部に入った。
一人太郎より、上手い奴がいた。中学卓球部。そいつらと、一緒に練習していた。インターハイもでた。4回戦。太郎は、部活を引退して、コンビニでバイトしながら、高校に通っていた。3年生になり、好きな人ができた。太郎はかっこいい所を見せ様と、勉強を頑張った。定期テストで、トップ10に入り、君のために頑張ったといったが、振られてしまった。大学受験には、いい影響だった。地元、理系私立に合格した。
太郎の夢は物理学者。中学生の時読んだ、アインシュタインの本が影響している。
太郎は、名古屋大学、理学部を目指して浪人した。
予備校では、勉強の毎日だが、太郎には居心地が良かった。権力者のごますりに追われなくていいからだ。いい環境だった。しかし、勉強には、集中出来なかった。高校生の時好きだった子が、気になっていた。そして、その子の行った大学まで、見に行ってしまった。その子は、他の男を歩いていた。太郎は学問に身が入らなかった。浪人はかさんだが、大学は受からなかった。太郎は負けた、その事を笑う奴もいた。裏切る事は、学生時代の態度で解っていたが、従事者の運命。転校生の運命、そんな奴の相手したくなかったが、クラスの人気者で、太郎はやっかみを食わされていた。
19の時、中学生の時の、ヤンキーの友達から、電話がかかってきた。「お前、噂聞いたけど、大丈夫かよ。」太郎は、その友達に、ダムが決壊したかの様に、全て今迄の事を話した。失恋した事も。その友達も、同じ思いだが、俺は勉強ができない、お前が羨ましいと言った。そして、その友達のバイト代の中から、風俗代を貰い、太郎は、風俗に操を捨てて来た!!
太郎は少し疲れた。沖縄の御婆ちゃんの家に養生していた、20の頃。精神病、統合失調症になってしまい、しかも、浪人、成人式には行かなかった。御婆ちゃんの家で、バイトしながら、図書館に通い、神学関係の本を、読んでいて、キリスト教に興味を抱く様になった。聖書が、宝物になった。子供の頃、自然と友達になった、精霊に、教会に行くのがいいと、ささやかれて、近所の沖縄のプロテスタントの教会を訪ねて洗礼を受けた。牧師様には、風俗で童貞を捨てた事も正直に話した。
太郎はじめての、表彰式、クリスマスの洗礼式。それが終わったら親の所へ帰ってきた。一人暮らしをしたいが、病気で仕事できない。自分は頑張り過ぎたんだと言い聞かした。主の祈りや、ヤベツの祈りを祈るとストレスが、消えた。太郎の覚えた不思議な事お祈り。
日曜日はプロテスタントの教会に通う様になった。
それから、20代の十年間、病気を背負いながら、仕事した。
そして、主人公太郎は、少し変わった子、学校では、変わり者扱いされていた子だった。
先生に注意され毎日、授業中に泣いていた。
家は普通とあるが、小学5年生になり、太郎は、疑惑を抱く様になった。「僕の家は貧乏ではないんだろうか。」
他の子は塾や、習い事で、太郎の相手をする者は学年が上がるにつれ、減っていた。
太郎の家は借家で、一戸建てが豪華な家に見えていた。
勉強はほどんとしなかった。学校へ行き、終われば、友達とファミコンや、缶けりをして遊ぶ。そんな、毎日に太郎は子供心で満足していた。太郎は、頭は悪くないが、良くもない、運動ができない、太った子だった。太っていた事はいじめの種になっていた。「やーい、やーい、でーぶ、でーぶ。」普通は太郎がいじめられていると、大人は解釈するのだが、なぜか、太郎は変わり者扱いだった。いじめられている事が問題になる事はなかった。勉強ができる訳でもない、運動もできない、貧乏なのに、目の敵にされて、いじめられている事が問題にならずに、変わり者扱いされて、人の分まで、怒られて、十字架を背負う様な、生き方をしている事が、変わり者に見えた様だ。十字架を背負う事は大人になって、ためになった。
太郎は小学5年生と言う思春期で、このままじゃ駄目な大人になると、新聞配達をはじめた。隣の町の、新聞屋まで、自転車で行って、新聞を配っていた。最初は、教えてくれる人がいた、ここは、中日新聞とスポーツと日本経済新聞。それを、ノートにメモして、少しずつ覚えて、一人でも配れる様になった。給料は月2万5千。ファミコンのソフトを買い、友達の家へ持って行き、弟と遊んだりした、残りは貯金した。朝4:30に起きて、2時間程仕事をしていた。仕事は朝早いし、外は暗い。新聞少年と言う山田太郎の歌の歌詞で、「雨や嵐にゃ、慣れたけど、やっぱり夜明けは眠たいな」と言う歌詞がある。身の染みる歌詞だった。
夜明け、満天の星。綺麗な朝日。太郎は自然と、宇宙と友達になった。
ある夜明け、仕事をしていたら、朝日、太陽が太郎に話しかけてきた。
「お前の、望みはなんだ。」太郎は、一瞬迷ったが、世界一優しい人間にして下さいと願った。太陽は判ったと言って、又、いつもの様に、地球を照らしはじめた。
9ケ月程たって、新聞小学生を励ます会に招待された。太郎は喉から手が出る思いだった。自分のやった事に対して、褒められる経験はなかった。表彰状はできる奴がもらう。そう思っていた。太郎はその日が、待ちどうしかった。努力してればいい事がある、太郎は子供心で、一つ教訓を得た。そして、その、二日前の学校で、太郎の友達、新聞配達をはじめて、遊ぶのが、疎かになっていた、親友、ファミコンや缶けり仲間が、「明日は頼むから、家へ来てくれ、俺は息苦しい、ここの所、友達と遊んでいない。」と言ってきた。太郎は、友達と祝賀会を天秤にかけた。母親にも、いきなり、質問した、
「お母さん、愛ってな~に?。」母親は、自分で考えないさいと言った。友達は、母親が早死にしたのを思い出した。太郎は9ケ月の努力、新聞配達を捨てて、友達の家に行った。
その時、太郎には、愛が何かわからなかったし、著者の私も愛がなにがわからない。
その事は、学校で一回も話題にならなかった。太郎は、新聞配達を辞め、又、いじめっ子のいる、学校へ戻って行った。
一年が経った。周りの奴はそろそろ、付き合う奴もいたし、見栄で付き合っている様に太郎には見えた。
太郎はお父さんに、卓球を教えてもらった。学校が終わったら、体育館へ行き、卓球の練習を毎日やっていた。太郎は卓球選手になるのが、子供の時の夢だった。
太郎は中学生になった。
そして、部活は卓球部に入った。同級生で太郎に勝てる者はいなかった。練習試合でも、勝った。その事が、先輩の勘に触ったのか、あのデブ生意気だと言われていた。しかし、卓球部の練習は楽しく、太郎は、幸せだった。勉強も徐々に出来る様になり始めた。
太郎の親は家を買うと言い出した。一軒家。太郎は転校した。転校先の中学校には卓球部はなかった。太郎の夢、青春は終わった。卓球選手になるには、中学で部活がないと、無理である。しかし未だ、中学生、やり直しが効くと、太郎は自分を探した。
図書館で、アインシュタインの本を見つけた。その本は、太郎の人生を変えた。
高校は、地元公立進学校に進学した。
太郎は、未だ、物理学者になる決意がなかったし、部活がしたいので、卓球部に入った。
一人太郎より、上手い奴がいた。中学卓球部。そいつらと、一緒に練習していた。インターハイもでた。4回戦。太郎は、部活を引退して、コンビニでバイトしながら、高校に通っていた。3年生になり、好きな人ができた。太郎はかっこいい所を見せ様と、勉強を頑張った。定期テストで、トップ10に入り、君のために頑張ったといったが、振られてしまった。大学受験には、いい影響だった。地元、理系私立に合格した。
太郎の夢は物理学者。中学生の時読んだ、アインシュタインの本が影響している。
太郎は、名古屋大学、理学部を目指して浪人した。
予備校では、勉強の毎日だが、太郎には居心地が良かった。権力者のごますりに追われなくていいからだ。いい環境だった。しかし、勉強には、集中出来なかった。高校生の時好きだった子が、気になっていた。そして、その子の行った大学まで、見に行ってしまった。その子は、他の男を歩いていた。太郎は学問に身が入らなかった。浪人はかさんだが、大学は受からなかった。太郎は負けた、その事を笑う奴もいた。裏切る事は、学生時代の態度で解っていたが、従事者の運命。転校生の運命、そんな奴の相手したくなかったが、クラスの人気者で、太郎はやっかみを食わされていた。
19の時、中学生の時の、ヤンキーの友達から、電話がかかってきた。「お前、噂聞いたけど、大丈夫かよ。」太郎は、その友達に、ダムが決壊したかの様に、全て今迄の事を話した。失恋した事も。その友達も、同じ思いだが、俺は勉強ができない、お前が羨ましいと言った。そして、その友達のバイト代の中から、風俗代を貰い、太郎は、風俗に操を捨てて来た!!
太郎は少し疲れた。沖縄の御婆ちゃんの家に養生していた、20の頃。精神病、統合失調症になってしまい、しかも、浪人、成人式には行かなかった。御婆ちゃんの家で、バイトしながら、図書館に通い、神学関係の本を、読んでいて、キリスト教に興味を抱く様になった。聖書が、宝物になった。子供の頃、自然と友達になった、精霊に、教会に行くのがいいと、ささやかれて、近所の沖縄のプロテスタントの教会を訪ねて洗礼を受けた。牧師様には、風俗で童貞を捨てた事も正直に話した。
太郎はじめての、表彰式、クリスマスの洗礼式。それが終わったら親の所へ帰ってきた。一人暮らしをしたいが、病気で仕事できない。自分は頑張り過ぎたんだと言い聞かした。主の祈りや、ヤベツの祈りを祈るとストレスが、消えた。太郎の覚えた不思議な事お祈り。
日曜日はプロテスタントの教会に通う様になった。
それから、20代の十年間、病気を背負いながら、仕事した。