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天田昇
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森と森の間
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この滝の落ちる湖は丸い形をしておりました。
この湖や川は森に囲まれていたのでした。
そして、この谷は滝に囲まれておりました。
湖や川は深い森にはたくさんありました。
たくさんの細い川や太い川が流れて落ちる場所だったのです。
でも、森と森の間にある「森の谷」はいくつあるのか分かりませんでした。
知っているのは妖精と鳥だけだったのです。
作品名:
森と森の間
作家名:
天田昇