終わらないうた
ある日の日記
今日は、チーズケーキを買ってくれた。
私が疲れてるときにいつも買ってくれる。嬉しい。
元気ない時もすぐ気付いてくれるし、怪我して痛い時もすぐなんとかしようってしてくれる。
退屈な時は、面白いこと探してくれるし。
いいことをしたときは、頑張ったねって言ってくれるし、間違ったことをした時は、あれは、間違ってたんじゃないの?ってちゃんといってくれる。
でも、いいところも、悪いところも全部お見通しだから、前は結構、仲悪かった。
君の優柔不断なところとかイライラする、ドジだし無神経だし。
君がちゃんとしてないから、迷惑するんだよって。
いつもいつも責め立てられて、すごく苦しかった。
なんでそんな風にしか考えられないの?大嫌いって言われて、とっても悲しくて泣いた。
でも、 やっぱり、いつも一緒にいてくれた。
全く不器用だね、友達少ないんだから、せめて味方でいてあげるよって言ってくれるようになって。
たまに叱られたりするけど、もしも世界中が敵になっても自分だけは味方でいるよって言ってくれた。
みんなのことスキになりたいし、君のこともスキだよって。
みんなに優しくしたいし、君にも優しくするよって。
だから大丈夫。
今も、一生懸命、日記書いてくれてる。
その人、カルナっていうの。
そう私のこと。
作品名:終わらないうた 作家名:BhakticKarna