詩集 ~ ゾディアック3 ~
手に結ぶ
水に宿れる 月影の
在るか 無きかは
うく世ぞ在りけれ
――― 月は心・・ 魂を映す鏡・・ ―――
ます鏡
色を吾が身に あたふれば
あまねく照らせ 愛しき心音
アイがいつも あなたと共に・・
あなたがいつも アイと共に・・
魂ちはゆ
冬籠りせぬ御代なば
今もこの花
春にかはらず
「 光が色に分かれて生まれてきた・・ 」
「 うん、頭で分かんなくても
自分のエネルギーを いつもここで感じてればいいんだよね? 」
「 そうだね、星のチャクラ・・ 車輪を いつもここで 回してるんだ 」
------ 心は魂を映し、頭は心に誓っている -------
砂塵は舞い上がる 高く雲の彼方へ
遥かな星を越えて 遠く
時の果てより呼びかける
人は それを運命と呼ぶ
風が木を揺らすように・・
その存在は 感じる事でしか確かめられない
意識が捕まえた!と思っても その瞬間に掻き消えてしまう
風が吹いて・・ 水を走らせる・・
子音は風、母音は水
大地に、ナディアが駆け巡る
アニサマ マタ カカサマト アエマスルカ?
アエルトモ・・ マタ サンニンデタノシュウ クラソウゾ
果ても見ぬ
空の鏡にあらわれて
吹くむら雲の 息聴こせ
願ふる心鳥となり
深くも澄める星におくらむ
人は皆、星から生まれて来た。
空に、何億光年も離れた 遠い銀河の輝きを見る時
自分の中に眠る 小さな星を覗いて笑ってるんだ
作品名:詩集 ~ ゾディアック3 ~ 作家名:sakura