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「達也サヨナラ………好きだよ」
君から貰ったウサギのキーホルダーを握って最後の言葉を思い出した。
忘れた時などない

あの日の事
僕は、放課後君に呼ばれた。
「莉緒、どうしたの？」
「あのね…もう少しでクラス別れちゃうじゃん………だからこれ、お揃いのキーホルダー買ったから貰ってくれるかなぁ？」
君は、恥ずかしいのか分からないけど下を向いてしまった。
可愛い。そんな事よりプレゼントを受け取り
「ありがとう。莉緒だと思って大事に持ってるよ」
「うん！」


サヨナラウサギ１
続く