恋雪
はかないねってあなたが言った
そのままあなたも消えしまいそうで
つないでいる手を強く握りしめた
あなたと出会って初めてむかえる冬
まだ上手く想いも伝えられなくて
胸の奥で不安と期待が見え隠れ
ときどき私を憶病にする
ふたりで見上げた雪空は
切なくてもどかしい恋の色
2度目の冬もあなたのとなりに私がいます様にと
言葉にならない声でつぶやいていた
私の髪に積もる白い雪をあなたの大きな手が
風邪ひかせちゃうねって優しく振りはらってくれた
何気ないその温かさに私の心は正直に
あなたが好きと反応してしまう
ありがとうと照れて俯く私に
不意にあなたがKissをした
唇から伝わるあなたの愛が
心の不安を一瞬で溶かしてしまった
ひとつのイヤホンで聞きく歌は
あなたと寄り添うふたりの気持ち
来年の雪も一緒にみようねってあなたの言葉に
あなたのとなりの温かさをかみしめた
きっと2度目の冬もあなたのとなりに私はいます
伝えたい想いは今言葉に代えてあなたに云えた