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文芸マジック

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文芸マジック

 皆さんここに投稿されている方々は、いずれ本を出版したいとか、文学賞を受賞したいとか、中には単にアクセス数が伸びるのを楽しみにして活動している方とかいろいろな方がいると思います。
目的こそ違っても皆、文章を書くという点ではどこか共通しているのではないでしょうか?文章を書くからにはやはり文章のスキルをつけたいとか一度は考えるでしょう?
文章をうまく書くには、また面白いストーリーを考えるのは必ずしも芥川賞の作品を手本にしなくてはいけないとか、ノーベル賞の受賞作品はみんな読んでおかなくてはいけないとかそういうものではないと私は思います。
例えばドラえもんなど、子供の頃によく読まれている方はたくさんいると思いますが、あの映画の展開など研究するといろいろなヒントが隠れていたりします。漫画と言えどそのスキルを盗むことも可能だと思います。
現に私達はどらえもんの「どこでもドア」でいろいろな旅や冒険を味あわせてもらったことだし、ポパイが、「ほうれそうん」を食べて強くなって、大男ブルートをやっつけ、オリーブを助ける展開に興奮したでしょう。
私もそのような名作を見て盗んでまねたりするのですが、やはりプロのやることは、それなりに技術がいると思います。誰もが癒される赤ちゃんを題材に癒し系のポエムを描いたり、現に有名なアニメキャラを登場させたコメディなどは誰でも作れると思います。
でも不倫を忌み嫌っている読者にゆきずりの関係の小説でいい雰囲気だと思わせたり、彼女がいながら性格の悪い上司とクリスマスにキスをする設定を美しく書くというのは、ある程度の文芸マジックが必要だと思います。
 私はその文芸マジックを勉強して文章が上手くなりたいと思っていますがなかなか上手くはいかないものですね。でも意欲を持って取り組むことで執筆活動は私にとってエネルギー源いわば、ポパイで言う「ほうれそうん」の様なものなのです。
文芸マジックは心理学を応用して、一般の人がだいたい考える連想記憶や人の脳の仕組みを良く知っていると、いろいろな事が可能になります。例えば私は今読者であるあなた達に声をかけられない状況にいるのですが、その中でも相手が文章を読むスピードをこちらでコントロールし、無意識の連想記憶もコントロールすること雰囲気づくりをする様な事も可能になります。
 私がそのような技術があるかないかは、別としてそう言った文芸マジックというものは多分あると思います。

多分でなくて、あります。

いや、必ずあります。

ところで皆さん先程から、私の誤字脱字にお気づきでしょうか?ただしくは「ほうれんそう」です。
作品名:文芸マジック 作家名:松橋健一