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novelistID. 49837
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黄色い皿
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何かある。何だろ。何か丸いものだ。丸くて、平べったい。色は黄色。
皿だった。皿がわたしの心の中にある。
この皿をどうつかえばいいのだろう。普通、皿は料理を盛るものだ。
わたしの心の中の皿には、何を盛ればいいのだろうか。
それとも、昔はお皿の上にちゃんと何かが載っていたのだろうか。
昔は載っていて、今は無くなってしまった。
何が載っていたんだろう。何が載っていたんだろう。
どうしても思い出せない。
作品名:
黄色い皿
作家名:
スピルカ