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瀬間野信平
瀬間野信平
novelistID. 45975
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火付け役は誰だ!(最終回)

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火付け役は誰だ、あとがき。



はい、まずはここまで読了して下さった皆さん有り難うございました。

色々拙い文章かつ不定期ですので長くなりましたが、このような文章に「挿し絵書こうか」等とおっしゃる方々が複数人いらっしゃいました、本当に有り難うございます、瀬間野は家に帰った後コサックダンスで反復横跳びするくらい喜びました(実話)
その他にも回が終わる度に感想を下さったりした方までいて、書き終えられたのは一重に皆さんの対応でした、この場を借りまして感謝を。

さて、では裏話でもしたいと思いますが何からしましょうか、ストーリーはともかく今回の話は伏線ネタはいくらでもちりばめてあるので自分でも回収が困難なのですが…

ではまずタイトルについて。
毎回毎回行き当たりばったりが特徴でした僕の小説ですが今回は珍しく全回のタイトルに共通性があります。

一番、尻に火がつく慌てよう→尻に火がつく
二番、顔から火が出る羞恥心→顔から火が出る
三番、火の無いところにフラグは立たぬ→火の無いところに煙は立たぬ
四番、ボケは火の中水の中→火の中水の中
五番、水火、学校を同じくする→水火器を一つにせず
六番、火中の飯は爆ぜる→火中の栗を拾う
七番、飛んで火に入る夏の妖精(ムシ)→飛んで火に入る夏の虫
八番、火に油を注ぐがごとき勢いで→火に油を注ぐ
九番、戦いの火蓋は落とされた→火蓋を切って落とす
十番、薪を捨てられ火は消える→薪を抱きて火を救う
十一、十二、十三番、火付け役は誰だ→火付け役
終番、一軒家は火をよう吹かん→一枚かわは火をよう吹かん

こんなように慣用句を全て元にしています、水火器を一つにせず、一枚かわは火をよう吹かんなどは分からない人も多いかと思いますのでこの機会に調べてみては如何ですか?
他にも意外な意味や二重の意味で作者がタイトルに起用していたりします、ふうん程度に思って頂ければ。

次は作品名について。
前回の「まだらの菓子」は有名なコナン・ドイル作「まだらの紐」のパロディだったのでそれと主人公がよく食べているクッキーとを掛け合わせて簡単に決まったのですが今回ばかりはオリジナルなのでそうはいきませんでした…
結局、「内容がどうなろうとこれならあとでなんとかなる」ような作品名になりましたが如何でしたでしょうか?

さて、次は作品内の設定について。
神話のお話だよ!とか言っておきながら神様サイドが誰一人出てこない件についてはすみませんでした、出せたのが名前だけヘスティア様だけでした…
元々バトルものよりコメディものを書く気満々でしたので重厚な神々をコメディタッチで書けなかったというのが理由だったりします。
次があるならその辺りも書きたいです、次があるなら。

他にも何故穂子はよく食べるのかについては複数質問がありましたのでこれについて少々説明をば。

この作品内で妖精は支えていた神様の特徴を引き継いでいます、穂子の支えていたのは火の神様ヘスティア。
なので穂子が使える力は火に関連するのですが…ヘスティアは元々のギリシャ神話でも焼くのを目的にした攻撃的な火の使い手ではないのです。
どちらかといえば火、よりも暖かさの象徴であるかまどや暖炉の穏やかな火を司る女神がヘスティアにあたります。
その為主人公や穂子が使っていた火が他の妖精と比べてなんだかショボいと感じられるのはそれが原因です、元々積極攻撃よりも専守防衛に長ける力なのです。
そのせいで本編では散々に苦戦していますしね。

それと関連してヘスティアはローマ神話になるとヴェスタと呼ばれるようになりかまど、家庭の象徴とされます。
なので瀬間野が(家庭…家庭かぁ、…家庭と言えばご飯じゃないか)
と短絡的な思考をした結果穂子は食いしん坊になりました、ごめんね穂子。


≡≡火付け役は誰だ!≡≡


さて裏話はこんなところになります、もっとある気もするのですが書ききらないのでここらで打ち止めです。

この話を読んで少しでも面白く感じたり神話に興味を持って下さったりしたならば幸いです。
最後の最後までグタグダになってしまいましたがそれも僕らしいのではないでしょうか(すっとぼけ)


終わりに、ここまで読み続けて下さった皆さんに読了感謝を捧げて結びとしたいと思います。



読了感謝。

瀬間野信平