おんな・たいこうき
°・*:.。.☆
思い通りに女の人生を全うした人
☆.。.:*・゚
くよくよせず
自分のペースを貫いて
自由に恋をし
広く浅く
人に依存しないその生き方は
きっと彼女自身のポリシーではなかったか。
もともと*恵子*の実家は
ずっと北のほうで
親兄弟から離れたこの地に嫁に来て
長い時間(とき)をかけて
築き上げてきた人間関係と
紆余屈曲しながらも
やっと手に入れた自分の居場所を
惜しげもなくポイッと捨てて
また見知らぬ土地で暮らすには
よっぽどご主人を信頼してないと無理だ。
ぇぇ、、、*あたし*には無理!(笑)
「お見事でしたね。」
*あたし*はいった。
「うん、ちょっとかっこいい!」
*君江*がいった。
昔ながらの厳しい姑に仕え
それでも公然と恋をして
子育てが終わって
また夫婦で向き合う時間が増えて
生活の基盤はここにあるんだと
再確認できたとしても
どこかで現実逃避したがる心がある。
人は誰でも
いろんな葛藤があって
悩みや苦しみを抱えてるだろうけど
*恵子*はそれを微塵にもみせず
常に自分を貫いてきた人だった。
考えてみたら
ご主人から愛される努力を
惜しまなかった人だったように思う。
誰に惑わされることなく
自分が描いた《女の人生》というシナリオを
ブレることなく演じきった*恵子*。
今ごろまた
膝上15㎝の白いミニスカから
ムッチリした足を出して
「ほら、あたしの足ツルツルよぉ♪
触ってみるぅ~?(^・^*)゚゚。* 」
なんて
お気楽にはしゃいでるにちがいない。