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*あたし*がまだ
溢れんばかりのフェロモン(加齢臭含む)を有し
女であることに
異常に執着してたころ
職場にこんな女性がいた。

*恵子*は50を過ぎながらも
今は死語である
ボン・キュ・ボンの肉体を持ち
腰まで伸ばしたウェーブに
完璧なまでに施したメイク
超ミニスカから
やや太めの足を
惜しげもなくご披露して
人のペースはかき乱すくせに
マイペースは崩さないという
エロバナOK
おさわり自由
いつも女王様気取りで
*あたし*はそんな*恵子*が
大嫌いだったｗ

おんなじ会社で同僚の*君江*は
*恵子*とはゴルフ仲間。

「昨日のコンペのコスチューム。
　真っ赤なミニスカに
　身体の線を強調したシャツ。
　目のやり場に困ったわ！」

彼女もまた
この女史が苦手のようだった。

男性にモテる女子は
だいたい女性からは嫌われる。

それは多分に
妬み・ヒガミ・ヤッカミという
要素が含まれることは認める。

対抗意識って
おもしろいなと思うんだけど
（ちよっと小声でいうね）
「自分が勝ってる」と思うなら
そんな意識は抱かない。

てことは…

暗黙のうちに
「このヒトはいいオンナ」って
認めてることになるのだろうか？