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近所のおばあちゃん

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――――「近所のおばあちゃん」――――
俺の家の近くにいる近所のおばあちゃん。現在70歳だけどすごくうる・・・元気だ。

「元気の秘訣ぅ?あっひゃっひゃ!それは1日1回笑うことだね!あっひゃっひゃ!」

そして近所のおばあちゃんの名前をつい最近知った。

「あたしの名前ぇ?佐藤美智子だよ、あっひゃっひゃ!そんなもの聞いてどうなんのかねぇ!あっひゃっひゃ!」

今まで「近所のおばあちゃん」と呼んでいたので、すこし発見だ。

俺の退屈な日はいつもおばあちゃんで始まり、おばあちゃんで終る。
その日程を時間割にすると
朝7:00起きる
 同:30家を出ると、おばあちゃんにおはようと言われる。
省略
夕方7:00おばあちゃんにお帰りと言われる。
となる。
おばあちゃん曰く「挨拶ほどいい運動はねぇわぁ!あっひゃっひゃ!」らしい。
今は顔がしわしわで背丈も俺より小さいが、昔の写真を見たときは疑うほどきれいだった。
現高校生の俺が言うんだから綺麗だ。可愛くはないがな。
おばあちゃんはいつも俺を見て言う。

「今の若者の中でもあんたはふらふらしてるねぇ」

おばあちゃんは俺を孫のように可愛がってくれるから、俺に少し厳しい。


作品名:近所のおばあちゃん 作家名:DG4