ぺんぎん親子がついてきた2
ぺんはぎんと私のベッドで遊んでます。
枕をきにいったようです。頭を隠します。
しかし、私の脳ミソは壊れたのか。
見えないはずのぺんぎんが私のベッドで
寝ころぶ様を見て危機感を覚える。
そういうの抜きでみたら、めっちゃかわいくて癒される
んですけどね。
「ぎん」を抱きかかえると、あの儀式以降、ぺんは私に
アアッと叫ぶのです。
う、うーん。
儀式の時だけは、特別だったのか。
しかし、家にいれてしまった以上引っ込みがつかなくなってしまったきがする。
こいつら……トイレどうすんだ。
ああでも何もトラブルが起きてないから大丈夫か。
さっきの道でもペンギンが横断してるのに、誰も気づかないくらいだもん。
私のベッドを独占する二匹。
くふーっ。そんな声とともにリラックスしてるわ。
か、かわいいけどね。
だが、こやつらがいることで私の寝床はどこへ……。
そんなわけで、足マットとクッションを駆使し、軽い寝床を作ってみた。
こいつらを移動させねばならぬ……。
気持ちよさそうに寝るペンギン達を私はいまどかそうとしている。
それは、子供からペロペロキャンディを奪い取るくらいの罪悪感がある。
どうしたものか。
続く
作品名:ぺんぎん親子がついてきた2 作家名:。。