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ぺんぎん親子がついてきた

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てくてくてく。

私の後方三寸を歩いてくるぺんぎんの親子がいる。

ずーっと私の後についてくる。

ずーっとずーっと後をついてくる。

ついてくるぺんぎんは家にまでついてきてしまった。

こうしてぺんぎん親子を飼うことになりました。

親が「ぺん」で子供は「ぎん」と名付けました。

親は真っ黒なのに対し子供はまだ灰色だった。

私はこの親子を見てるとただただ微笑ましくなる。

そもそも私自身がどこでこのぺんぎん親子からストーキングされてるかといいますと

別にぺんぎん水族館から引っ張り出してきたとかではありません。

なんじゃこりゃ、とは思いましたがもう関係なくなりました。

ちなみに他の人には見えないらしいですよ。

私の妄想の産物ですか。

どうしてぺんぎんなんでしょうね!

どうせならカレシがいいです!

あ、カレシさんには見えるらしいですけどね。

私も最初見えた時は、びびりましたよ。

しかも親ぺんぎんが子ぺんぎんを持ち上げて、高い高いのようなポーズかと思えば

親ぺんぎんの「ぺん」さんはどこか決意のこもった目でしたので、これはと思い

子ぺんぎんの「ぎん」を抱き上げました。

こ、これは何かの儀式なのか。

「あ、どうも」

 なんとも言えない気分でしたが、母親から渡された子供なので

大切に、落とさないように大事に抱きかかえました。

ずしりと子供のぺんぎんだから大丈夫かと思いましたがつんのめりました。

ぎんは、つぶらな目で私を見つめてきます。

ぎんはふかふかして暖かったです。

この儀式はわずか数分のものでしたがなぜか崇高なものと感じられました。

続く
作品名:ぺんぎん親子がついてきた 作家名:。。