小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

決意の増毛

INDEX|1ページ/1ページ|

 
Aさん 36歳 男性 会社員 の体験談。
 ある日の美容院での出来事。
 カットを終えた後、美容師さんがカットの仕上がりを私に見せるため、鏡を反射させ後頭部を見せてくれたのですが、私は愕然としました。
 見事なザビエル禿ではないですか!
 その場は気を失いそうになりながらもどうにか帰宅。帰宅後の記憶は全くありません。
翌日、意識を取り戻してから、ネットで以前から気になっていた増毛について検索。
 そこでたどり着いたのが「ス〇ェンソン式増毛法」でした。
 ス〇ェンソンのホームページには著名な方々の増毛体験談が掲載されていて、また増毛法についても細やかに説明がなされており、これならば安心と早速、ス〇ェンソンのスタジオへ。
 少しの不安はありましたが、スタッフの方々の暖かい応対に自然に心が和み、隠す事なく私のザビエル禿をスタッフに相談することができました。
 そして、その日のうちにモニター体験。帰宅後シャワーを浴びたのですが増毛部の抜けの心配は全く皆無。
 娘たちにも「お父さんフサフサでカッコいいと言ってくれました!(笑)」
 後日、久々に実家に顔を出すと父親に大銀杏を結うように勧められたり、兄弟には他人と勘違いされて困ってしまったり、職場では今までは勘違いであった女性職員の私に対する視線が、増毛後は嘘偽りのない熱い視線に代わってしまい。いつ、食事に誘われるか、一夜を共に明かすことになるかそんなことを考えるとハラハラドキドキの毎日です。
 もう、過去のザビエル禿とはおさらば!
 増毛を機に、ザビエル禿で嫌な思いばかりした過去の付き合いからは縁を断ち切り、生まれ変わったハツラツとした自分であり続けたいと思います。

 このように、Aさんは「ス〇ェンソ式増毛法」で見事に生まれ変わることに成功しました。
 今では、強風の中での外勤もヘッチャラとのこと。
 初めのうちは、内気であったAさんですが、最近はス〇ェンソのスタジオでも、気軽にスタッフの女性に対し3サイズの質問をし、断られると、せめてバストにサイズだけでも聞き出そうとするなど、自信にみなぎりハツラツとされています。
作品名:決意の増毛 作家名:悦楽