天願メソッド T-Method -守護霊さんの導き- 全文
「『本来のあなた』である『神』とは何か?」
まず、みなさんにここで質問ですが「神」という存在について、どういう「イメージ」を持っていますか?
「悪いことをしたら天罰を与える人」
「良いことをしたら褒美をくれそうな人」
「願い・祈りをすれば叶えてくれそうな人」
「何でも思い通りにできる人」
「人間の持っていない力(超能力)のようなものを持っている人」
「もう、何か、すんごい人!」
まあ、こんな感じでしょうか。
さて……この「回答群」を見て「共通しているもの」があるのですが、何かわかりますか?
それは、「『神』を『人型』として『イメージ』している」ところです。
もし、この「回答群」を見て、「違和感」を感じないのであれば、それだけ「神の姿」を「人のカタチをした存在」としてイメージしてるということになります。
しかし、実際は「神」は「人のカタチ」をしておりません。
本来の「神の姿」とは、「ボクらが認識できる範囲で一番近いもの」で言うと、「光のカタマリ」みたいものです。
しかし、人によっては「神」を「人のカタチ」として観る人もいます。
でも、それは、その人にとって「『神』と信じられるもの」を「神自身」がその「フィルター」を利用して観せている、という仕組みがあるからです。
なので、「神の姿を観た」という人の「イメージ」の多くは、その人の「宗教観」を大きく反映しているものがよく使われたりします。
「天使」だったり、「お釈迦様」だったり、「キリスト」だったり。
ですが、「霊感の強い人」などが観たりする「神」の「イメージ」「ビジョン」というものが「人のカタチをしたもの」であったとき、それは、「神」の「本来の姿」ではないのです。
では、なぜ「神」はそこまでのことをするのか?
それは、「その人に『神である』とわからせたいから」です。
では、そうやって「神自身」が、そこまでしてその人に「神である」と認識させたがるのはなぜか?
それは、その人と「意思疎通(コンタクト)」を取りやすくしたいからです。
では、そうやって「神自身」が「人間と意思疎通(コンタクト)を取りたいと思うのはなぜか?」
それは、「本来のあなた」は「肉体を持った今のあなた」ではなく、「魂」こそが「本来のあなた」なのだということに気づいて欲しいからです。
わたしたちは、元々は「神そのもの」です。
しかし、次の「進化」をするのに、「神が神自身を経験する必要」が出てきました。
そのため、「神」は「自分の分身」である「魂」という「神自身を客観・分析して経験できる存在」を作り出すことにより、「神」は「神自身を経験する」ことができるようになりました。
それが、わたしたち「魂」であり、「いまの本来のあなた」です。
「『本来のあなた』である『神』とは何か?」……その答えは、「『次の進化』への『成長途中の存在』」ということです。
作品名:天願メソッド T-Method -守護霊さんの導き- 全文 作家名:mitsuzo