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スターサインプリキュア☆

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第2話「うさぎ座のプリキュア!キュアレプス誕生!」



「こぐま座の溢れる勇気!キュアアルサ!」
「プ…プリキュアだと!?」
「本当に変身しちゃった…。私が、プリキュア…?でもこれいいかも。体が軽い!」
「みのり、すごいぞ!んじゃさっさとあいつら倒してやれ!」とアルカスが私に叫ぶ。
「オッケー。やってやろうじゃない!はぁぁ!!」
私は巨大なボールに向かって走り、キックをした。ドォォォン!
「マーターー!」ボールが飛ばされ、木に派手にぶつかる、形勢逆転!
「す、すごい!軽くキックしただけなのに…。これがプリキュアの力なのね。」
「くっ、ダークマター、何をしている!あんな小娘1人にてこずるな!さっさとやれ!」
「マァータァァーーー」ボールが私に向かって飛んでくる。
「はぁ!!」私はボールの下に滑り込み、下から突き上げる。
「マッ!?」そして高くジャンプしてボールを地面に叩きつける。
「とりゃぁぁぁ!」ドォォォン!
「マー…ター…」よし、確実に弱ってきている。地面に降りた私はアルカスに叫ぶ。
「ねえ、何か必殺技みたいなのってないの!?」
「星の力を集めるんだ!集え、こぐま座の力とか何とかって叫べばよかったはずだ!」
アルカスは身振り手振りでそう私に伝える。
「も、もう適当なんだから。これで何も起きなかったら恥ずかしいじゃない!で、でも非常事態だし、やるっきゃないか。『集え!こぐま座の力よ!』」私は右手を上げ叫ぶ。
すると、星の形をした光が私の元へ集まってきて、やがて1つの弓矢の形になった。
「す、すごい!本当に星達が力を貸してくれるのね。よし、これで…とどめよ!」
私はボールに向かって弓を構える。
『プリキュア・アルサアロー!』
ビュュゥゥゥゥン!私が放った矢は風を切り、途中で何本もの矢に分裂して猛スピードでボールの元へと飛んでいく。
「マァーータァァーー…。」との声と共にダークマターは消えて私の元にスタージュエルと水晶玉のようなものが飛んできた。
「これは…?」
「くっ、急いで報告しなければ。覚えていろ。プリキュア。」バルジと名乗る男はそういって消えていった。アルカス達が駆け寄ってくる。
「みのり、お前やるじゃん!すごかったぞ!」
「みのりさん、初めてなのにとてもかっこよかったです!」
「星達はみのりさんの事、好きみたいね!」
「ボ…ボクやられちゃうかと思ったよぉ。よかったぁぁ、みのりさーん…。」
ロタ君だけ泣いている。この子泣き虫なのね。
「あ、えっと、何か飛んできたんだけどこれはどうすれば?」
私はアルカス達に先程飛んできた2つを見せる。
「この星の形はスタージュエルだ。こっちの丸いのはあの子達の光だ!早く戻してやれ。」
「う、うん。」私はその子達の元へ走る。
「も…戻すってこう、かな…?」
その水晶をそっと近づけると水晶は綺麗な光を放ちながらその子達に吸い込まれていく。