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スターサインプリキュア☆

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第11話「衝撃!プリキュアは5人いる!?」



「終わったぁぁぁ!」
私は両手を上げて体を伸ばす。
「何とか無事に終われたねー!」
「お疲れ様♪」
「今回は中間だったし、難易度はあまり高くなかったわね。」
私達は校門を出て家へ帰る途中です。
今日は高校で初めての中間テストが終わった日!
みんなと勉強した甲斐もあって、なんだかスッキリと終えることが出来ました!
「星羅さんはさすがですねー…。」
「大したことないわよ。」
相変わらず星羅さんはさらりとすごい事を言う。
「ふふ。ところでみんなこの後どうするの?」
春菜さんはそう言って私達の顔を見渡す。
「そうですねー…特に決まってないです。」
「私もです。」
「私も特に予定はないわね。」
「じゃあ、よかったらうちに来ない?今日は父も母も出版社に行ってるから今日は晩御飯までいないのよ。」
「編集者さんとの打ち合わせ?」
春菜さんが私達をそう誘った後すぐに星羅さんが春菜さんに尋ねる。
「母はそうね。父は最近出来た出版社への持ち込みよ。私もどういう出版社なのかよく分らないんだけど、新しいとこなら行くっきゃないだろ!って珍しく準備をすんなりと終えて出て行ったわ。」
「へぇ。珍しいわね、あのお父さんが。」
春菜さんのお父さんってどんな人なんだろう…。でも漫画家ってすごいなあ。
「でしょ?ちゃんと調べて行ったのかしら…。」
「それは無さそうね。星ノ谷町でしょ?新しく出来た出版社って。」
星羅さんの顔が少し曇った。
「ええ、確か…。そう聞いた気がするわ。」
「…少女漫画専門の出版社みたいよ。」
それを聞いて春菜さんは呆然とした顔をする。
「…。今日はビールとおつまみを買っておかなければいけないわね。」
「そのようね。」
「あ、あの…星羅さんのお父さんってどんな漫画を描いてるんですか?」
私は少し気になって聞いてみた。
「そういえばこの子達は見てないわよね。」
星羅さんは見せてあげたら、とでも言うような視線を春菜さんに送り、春菜さんはこくりと頷いた。
「じゃ、決まりね。お昼は適当に買っていいわよね?」
『はい!』