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スターサインプリキュア☆

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第9話「桜花爛漫!ブラックの娘、大暴れ!?」



「うわぁぁぁ!」
「きれーい…。」
「いいわねー…。」
「こうやってゆっくりと眺めるのは何年ぶりかしら…。」
流星町もすっかり春です!
私達は今日、流星ヶ丘にお花見にやってきました。

数日前の事――
『お花見?』
「そうですそうです!いい季節だし、天気も良さそうだから星研の行事としてみんなで流星ヶ丘、行きませんか?」
そう、お花見を提案したのは私。
星羅さんとも打ち解けてきた事だし、何か部員同士もっと仲良くなれたらなあ…って思って。
「俺らはいいけど…なぁ?」
「部長は許可したの?さすがに野外活動まで許可するかどうか…。」
「それがまだー…あ、部長!」
「何か話していたようだけど。私に用事?」
いいタイミングで星羅さんと春菜さんが帰って来た。
「あの、流星ヶ丘にみんなでお花見、行きませんか?」
「どうしたの急に。何のために?」
星羅さんは淡々と言う。
「部員同士の交流を深めるためにですねー…。」
「へー、いいじゃない。楽しそう!いい企画だと思うけどーいいんじゃない?星羅。」
春菜さんはあっさり同意してくれた。
そして少し考えた後で星羅さんは西森先輩、大崎先輩、日野先輩の3人に聞く。
「…みんなは?それでいいの?」
「私は…全然。」
「俺も別に…いい企画だと思うっす。」
「あ、ああ…。」
3人とも星羅さんの意外な反応にびっくりしているようだ。
「そう。じゃあ行きましょう。」
『えっ!』
「やったぁ部長っ!」
私は嬉しくて星羅さんに飛びついた。
「ちょ…離れなさい…。」
「良かったわね、みのり。」
「はいっ!」
「あの…部長?」
「何?日野君。」
「プレセペ星団についてのレポートの締め切りが…」
「あぁ…あれね。締め切りは延ばしても構わないわ。」
「えっ…。そ、そうですか…。」
「今度の土曜日が晴天らしいから、その日にしましょうか。」
『はい!』