台本用身内用
美鈴 「失礼しまーす…あのー見学しに来たんですけど…今大丈夫ですか？」
想羅 「え？！見学？！」
美鈴 「は、はい！」
想羅 「お、お前ら！見学だぞ！見学者がきた！」
華流 「見学者？」
拓也 「おおおお！見学！？いいよいいよ！歓迎！」
美鈴 「あ、ありがとうございます…」
想羅 「えとー…とりあえず名前、教えてくれる？」
拓也 「おいばか！みてわかんえのか！可愛すぎる新入生って
うちの男子どもが騒いでたあの子だろ！」
美鈴 「え、あの…あたし、１年２組の桜岡美鈴、っていいます」
華流 「おお、初めまして俺３年１組 高橋葉月です。ここでは華流って名前でやってます。」
美鈴 「あ、初めてじゃないですよ。萌莉ちゃんのお兄さんですよね？」
華流 「え、そうだけど。なんで知ってるんだ？」
美鈴 「わたし萌莉ちゃんと友達なんで。家にもお邪魔したことありますよ？」
華流 「ああ、なんとなく思い出した」
拓也 「はいはいはいはい！美鈴ちゃんだっけ？俺３年１組の加藤拓也！
たくやって読んでくれていいから！」
美鈴 「は、はい…」
想羅 「おいおいそんな見学者相手につめよんなよ。１年怖がってんだろ
初めまして。こいつらと同じ学年の藤川想羅だ。この部活の部長だ」
美鈴 「あっ、はい！よろしくお願いします！」
華流 「えとー美鈴ちゃんは何かやってたりするの？」
美鈴 「やってないですけど興味があって」
想羅 「おっやる気があるなら誰でも歓迎だぜ！」
拓也 「おれが優しくおしえてやるぜ？手とり足とり腰とり♥」
想羅・華流 「ナルシストは黙れ」
美鈴 「ふふ、先輩は面白いですね」
拓也 「か、かわ…いい…」
美鈴 「ええ？！」
華流 「大丈夫大丈夫こいつは誰にでも言うから」
拓也 「おい！みすずちゃんに変なこと吹き込むなよ！」
想羅 「まあそんなことはいいとしてそろそろ練習はじめんぞ」
拓也 「そんなことっていうなよ！」
華流 「美鈴ちゃんは今日は見学ってことでいいのかな？」
美鈴 「あ、はい！」
拓也 「無視すんなよ！俺抜きで話進めんな！」
想羅 「んー見学かぁ。でも百間は一見にしかずじゃね？なんか貸してやれよ」
華流 「んまあそうだな。俺のギター触らせるか」
美鈴 でも私そういうの全然疎くて・・・っ」
拓也 「だいじょーぶだって！俺にだってできんだから少し練習すればできるって！」
美鈴 「そ、そうでしょうか…」
華流 「はい、これ」
美鈴 「あ、ありがとうございます。」
華流 「えーと、まずここと、ここを押さえて、まあここだけなら簡単だから
この楽譜みて弾いてみようか」
美鈴 「へっ？！えと、どうすれば…？」
華流 「もしかして…コードからわかんない？」
美鈴 「こ、コードって・・・？」
華流 「うーん。まじか。じゃあ今やらせるってのは難しいかもなぁ」
想羅 「じゃあ少しうたってみる？」
美鈴 「わ、私音痴で・・・！」
【想羅曲探しに】
拓也 「そんな謙遜してぇ～どうせ可愛い声で歌っちゃうんでしょ？」
美鈴 「そんなことないです！ほんとに音痴で・・・！」
拓也 「でも音痴なんていわれたことないでしょ？」
美鈴 「言われたことは…ないですけど…でも…っ」
【さえぎるように】
想羅 「これこれ、この曲なら知ってるでしょ」
拓也 「お、可愛い曲やな」
華流 「ああ、さくらんぼか。美鈴ちゃんに合いそうだな」
想羅 「この曲うたったことある？」
美鈴 「は、はい・・・あるんですけど…」
拓也 「じゃあ決定だな！音源あるしょ？」
想羅 「おう。」
華流 「準備大丈夫？緊張しなくていいから別に凄く上手く歌えってわけじゃないし」
想羅 「俺より上手かったらボーカル取られちまうわ笑」
美鈴 「そ、そんなこと！」
拓也 「じゃあかけるよー？」
【曲開始】
【音痴披露】
想羅 「こ、これは…すごいな」
華流 「ああ、これは…壊滅的というか…なんというか…」
拓也 「たしかにこれは…いわゆる」
想羅・華流・拓也 『音痴…』
美鈴 「だから言ったじゃないですか！音痴だって！」
想羅 「いやあ、うん。初めて見たわ。ここまでのは」
拓也 「俺も初めて見た…」
華流 「いやでもまあ個性だよ…」
美鈴 「嘘バレバレですよ！」
想羅 「う、ううん…どうしようか」
華流 「楽譜もよめない」
拓也 「歌も壊滅的」
美鈴 「うう。」
想羅 「てかなんではいろうと思ったんだ？」
美鈴 「えと、そ、それは…」
想羅 「それは？」
美鈴 「あの…そ、その…」
【口ごもる】
華流 「まあいいんじゃない？この部のマネージャーにでもしたら？」
拓也 「それいい案！学校のマドンナがマネージャーとかやる気出てきたー！」
美鈴 「そんなたいそうなものじゃないです…」
想羅 「てか美鈴ちゃんはこの部に入るのか？」
美鈴 「みなさんがよければ…」
拓也 「まあ俺は歓迎だぜ？」
華流 「俺も。」
想羅 「じゃあ決定だな。よろしくな美鈴ちゃん」
美鈴 「は、はい！がんばります！」
想羅 「まあとりあえず！一週間なんて俺達にとっちゃ一瞬だぞ！お前ら気ぃ抜くなよ！」
拓也・華流 「はーい（アドリブで適当に返事）」
美鈴 「はっはい！（遅れて返事）」
拓也 「美鈴ちゃんにもいろいろこの部活のこと教えないとな！」
想羅 「ああ！それもそうだな。ここの軽音部は残念ながら週一の活動となってる。」
華流 「活動時間は授業終了から完全下校時間まで。」
拓也 「顧問はだーら先生！」
美鈴 「だーらせんせい？」
想羅 「ああ、新入生だもんな知らんか」
拓也 「蛇田 亜希羅先生なんだけど、文字をもじってだーらせんせってよばれてんの！」
美鈴 「あ！蛇田先生！そうよばれてたんだ…」
華流 「そうなのか」
拓也 「おまえはしっとけよ…」
想羅 「目標は学祭で演奏して成功すること！最終目標は東京で単独ライブをすることだ！」美鈴 「すごいすごい！素敵です！」
想羅 「へっ！？ああ、さんきゅ…」
拓也 「何照れてんだよ」
想羅 「はあ！？照れてねえし！顔面ナルシストが！ 」
拓也 「顔面ナルシストってなんだよ！」
華流 「あーわかるわかる」
拓也 「なにがだよ！」
美鈴 「ふふふ、やっぱり来てよかったです。皆さん面白くて楽しいです。」
拓也 「美鈴ちゃん顔だけじゃなくて性格まで天使だぁ…」
美鈴 「あっあの…！マネージャーって具体的に何したらいいんでしょう…私何も出来ないので何かみんなのお役に立ちたいのですが…」
拓也 「いいこ・・・っ！！」
想羅 「マネージャーかー。スケジュール管理とか、みん
なに連絡とか…うーん」
拓也 「連絡！それ大事！美鈴ちゃんLINEとかやってる！？俺はべつにメールでも
文通でもなんでもウェルカムだけど！！！」
想羅 「どさくさに紛れて連絡先取ろうとすんな！」
拓也 「これはマネージャーとはきちんと連絡先交換しないと後々困っちゃうから
仕方ねえんだよ！」
美鈴 「わ、わたしはぜんぜん大丈夫ですよ…？」
拓也 「ほらきたー！！！！」
想羅 「え？！見学？！」
美鈴 「は、はい！」
想羅 「お、お前ら！見学だぞ！見学者がきた！」
華流 「見学者？」
拓也 「おおおお！見学！？いいよいいよ！歓迎！」
美鈴 「あ、ありがとうございます…」
想羅 「えとー…とりあえず名前、教えてくれる？」
拓也 「おいばか！みてわかんえのか！可愛すぎる新入生って
うちの男子どもが騒いでたあの子だろ！」
美鈴 「え、あの…あたし、１年２組の桜岡美鈴、っていいます」
華流 「おお、初めまして俺３年１組 高橋葉月です。ここでは華流って名前でやってます。」
美鈴 「あ、初めてじゃないですよ。萌莉ちゃんのお兄さんですよね？」
華流 「え、そうだけど。なんで知ってるんだ？」
美鈴 「わたし萌莉ちゃんと友達なんで。家にもお邪魔したことありますよ？」
華流 「ああ、なんとなく思い出した」
拓也 「はいはいはいはい！美鈴ちゃんだっけ？俺３年１組の加藤拓也！
たくやって読んでくれていいから！」
美鈴 「は、はい…」
想羅 「おいおいそんな見学者相手につめよんなよ。１年怖がってんだろ
初めまして。こいつらと同じ学年の藤川想羅だ。この部活の部長だ」
美鈴 「あっ、はい！よろしくお願いします！」
華流 「えとー美鈴ちゃんは何かやってたりするの？」
美鈴 「やってないですけど興味があって」
想羅 「おっやる気があるなら誰でも歓迎だぜ！」
拓也 「おれが優しくおしえてやるぜ？手とり足とり腰とり♥」
想羅・華流 「ナルシストは黙れ」
美鈴 「ふふ、先輩は面白いですね」
拓也 「か、かわ…いい…」
美鈴 「ええ？！」
華流 「大丈夫大丈夫こいつは誰にでも言うから」
拓也 「おい！みすずちゃんに変なこと吹き込むなよ！」
想羅 「まあそんなことはいいとしてそろそろ練習はじめんぞ」
拓也 「そんなことっていうなよ！」
華流 「美鈴ちゃんは今日は見学ってことでいいのかな？」
美鈴 「あ、はい！」
拓也 「無視すんなよ！俺抜きで話進めんな！」
想羅 「んー見学かぁ。でも百間は一見にしかずじゃね？なんか貸してやれよ」
華流 「んまあそうだな。俺のギター触らせるか」
美鈴 でも私そういうの全然疎くて・・・っ」
拓也 「だいじょーぶだって！俺にだってできんだから少し練習すればできるって！」
美鈴 「そ、そうでしょうか…」
華流 「はい、これ」
美鈴 「あ、ありがとうございます。」
華流 「えーと、まずここと、ここを押さえて、まあここだけなら簡単だから
この楽譜みて弾いてみようか」
美鈴 「へっ？！えと、どうすれば…？」
華流 「もしかして…コードからわかんない？」
美鈴 「こ、コードって・・・？」
華流 「うーん。まじか。じゃあ今やらせるってのは難しいかもなぁ」
想羅 「じゃあ少しうたってみる？」
美鈴 「わ、私音痴で・・・！」
【想羅曲探しに】
拓也 「そんな謙遜してぇ～どうせ可愛い声で歌っちゃうんでしょ？」
美鈴 「そんなことないです！ほんとに音痴で・・・！」
拓也 「でも音痴なんていわれたことないでしょ？」
美鈴 「言われたことは…ないですけど…でも…っ」
【さえぎるように】
想羅 「これこれ、この曲なら知ってるでしょ」
拓也 「お、可愛い曲やな」
華流 「ああ、さくらんぼか。美鈴ちゃんに合いそうだな」
想羅 「この曲うたったことある？」
美鈴 「は、はい・・・あるんですけど…」
拓也 「じゃあ決定だな！音源あるしょ？」
想羅 「おう。」
華流 「準備大丈夫？緊張しなくていいから別に凄く上手く歌えってわけじゃないし」
想羅 「俺より上手かったらボーカル取られちまうわ笑」
美鈴 「そ、そんなこと！」
拓也 「じゃあかけるよー？」
【曲開始】
【音痴披露】
想羅 「こ、これは…すごいな」
華流 「ああ、これは…壊滅的というか…なんというか…」
拓也 「たしかにこれは…いわゆる」
想羅・華流・拓也 『音痴…』
美鈴 「だから言ったじゃないですか！音痴だって！」
想羅 「いやあ、うん。初めて見たわ。ここまでのは」
拓也 「俺も初めて見た…」
華流 「いやでもまあ個性だよ…」
美鈴 「嘘バレバレですよ！」
想羅 「う、ううん…どうしようか」
華流 「楽譜もよめない」
拓也 「歌も壊滅的」
美鈴 「うう。」
想羅 「てかなんではいろうと思ったんだ？」
美鈴 「えと、そ、それは…」
想羅 「それは？」
美鈴 「あの…そ、その…」
【口ごもる】
華流 「まあいいんじゃない？この部のマネージャーにでもしたら？」
拓也 「それいい案！学校のマドンナがマネージャーとかやる気出てきたー！」
美鈴 「そんなたいそうなものじゃないです…」
想羅 「てか美鈴ちゃんはこの部に入るのか？」
美鈴 「みなさんがよければ…」
拓也 「まあ俺は歓迎だぜ？」
華流 「俺も。」
想羅 「じゃあ決定だな。よろしくな美鈴ちゃん」
美鈴 「は、はい！がんばります！」
想羅 「まあとりあえず！一週間なんて俺達にとっちゃ一瞬だぞ！お前ら気ぃ抜くなよ！」
拓也・華流 「はーい（アドリブで適当に返事）」
美鈴 「はっはい！（遅れて返事）」
拓也 「美鈴ちゃんにもいろいろこの部活のこと教えないとな！」
想羅 「ああ！それもそうだな。ここの軽音部は残念ながら週一の活動となってる。」
華流 「活動時間は授業終了から完全下校時間まで。」
拓也 「顧問はだーら先生！」
美鈴 「だーらせんせい？」
想羅 「ああ、新入生だもんな知らんか」
拓也 「蛇田 亜希羅先生なんだけど、文字をもじってだーらせんせってよばれてんの！」
美鈴 「あ！蛇田先生！そうよばれてたんだ…」
華流 「そうなのか」
拓也 「おまえはしっとけよ…」
想羅 「目標は学祭で演奏して成功すること！最終目標は東京で単独ライブをすることだ！」美鈴 「すごいすごい！素敵です！」
想羅 「へっ！？ああ、さんきゅ…」
拓也 「何照れてんだよ」
想羅 「はあ！？照れてねえし！顔面ナルシストが！ 」
拓也 「顔面ナルシストってなんだよ！」
華流 「あーわかるわかる」
拓也 「なにがだよ！」
美鈴 「ふふふ、やっぱり来てよかったです。皆さん面白くて楽しいです。」
拓也 「美鈴ちゃん顔だけじゃなくて性格まで天使だぁ…」
美鈴 「あっあの…！マネージャーって具体的に何したらいいんでしょう…私何も出来ないので何かみんなのお役に立ちたいのですが…」
拓也 「いいこ・・・っ！！」
想羅 「マネージャーかー。スケジュール管理とか、みん
なに連絡とか…うーん」
拓也 「連絡！それ大事！美鈴ちゃんLINEとかやってる！？俺はべつにメールでも
文通でもなんでもウェルカムだけど！！！」
想羅 「どさくさに紛れて連絡先取ろうとすんな！」
拓也 「これはマネージャーとはきちんと連絡先交換しないと後々困っちゃうから
仕方ねえんだよ！」
美鈴 「わ、わたしはぜんぜん大丈夫ですよ…？」
拓也 「ほらきたー！！！！」