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らっきょスター
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novelistID. 46374
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カラフルタスク

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まだこの世界に白と黒しかなく、太陽や光さえも
白と黒の強弱で映し出されていた時代のお話しです。

その世界では、人々は皆均一に白色で映し出されていました、
その白の存在である人々から
いつも嫌われていたのが、
この世界では黒色の存在に映る「カラス」でした。
白色の存在の人々にとって、唯一輝き魅力的に映り輝く人物がいました。
その人物は「タスク」と言いました、
太陽さえもモノクロに映る時代にあって、なぜだか唯一カラフルに映ったからです。
そんな「カラフルタスク」は皆からの人気者です、皆からモテハヤサレ、何もせず楽をして調子に乗っていました。
調子に乗るがあまり遊び半分で
黒色の嫌われ者の「カラス」の背後から飛び乗り羽交い締めにしました。
「カラス」の方もわけもわからず、暴れて抵抗しました、
カラスも自分が、黒色に映り嫌われていることは知っていましたが、
今までにまだ
不意討ちで羽交い締めにされた経験がありませんでしたし、
される覚えはありませんでした、
なぜならカラスは、今まで何も悪さをしたコトがなく、
全ての行動が「白色の存在である人」に黒色に映るという理由だけだったからです。
なので「カラス」は必死にもがき
カラフルタスクと絡みあいました
いつのまにやら白色の存在の人々も何事かと集まて来て
カラフルタスクも向きになって、一層滅茶苦茶に絡みあいました。
そのうちにカラスの精一杯頑張る姿を見て、
今までの黒色のイメージが崩れだしていき
白色の存在の人々の中からカラスを応援する人々が現れ初めました

すると「カラフルタスク」の色彩がくすみ初め、
それまで黒一色でしかなかったカラスに色が乗り移りクチバシから、
一気に花や木々や太陽に、そして今まで白色でしかなかった人々にまで色が乗り移ったのです。
初めて見る世界の色は、くすんだ空が広く鮮やかに見えた
それ以後カラフルタスクは色彩が薄くなってしまったコトから、それまでの特別な存在でなくなってしまい、普通に暮らしました
人々も普通になってしまったタスクを何事もなかったように普通に受け入れました。
一方それまで嫌われていたカラスは鮮やかな色彩をおび、人々から世界に色をもたらしたと
「セキセイインコ」と名前をもらい人気者に成りましたとさ

















ウソです

作品名:カラフルタスク 作家名:らっきょスター