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魔王あるある四~六

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魔王あるある

このお話は、魔王である私(5324歳♂)が、これまでの人生中にあった出来事の中から、恐らく魔王あるあるであろうものをまと

めていったものです。

魔王あるあるその四
・魔王の部屋の前にワープポイントや回復の泉などを使わないで欲しい。

あれは元々、私が外に行く時や帰って来た時に使うものなんです。
が、私はあまり外には出ません。せいぜい散歩くらいなので回復の泉なんて要らないはずなんですが、心配性な私の部下が『魔王

様に何かあったときのために!』と造ってくれたものなんです。
私は良い部下に恵まれて……るのかわかりませんね。勝手に人の名前を使って虐殺を繰り返す奴もいるわけですし。
とまあ、私の部下の思いとは裏腹に、敵であるはずの勇者達が使っているわけです。
そのせいで、泉の発案・企画・製作を一人でやってくれたゴルトという部下が気を病んで大変でした。あと一歩で自殺でしたよ全

く。
勇者の皆さんはその辺りをきちんと考えてくださいね。

魔王あるあるその五
・部下の持ち物を奪わないで欲しい

魔王城の廊下を歩いていると、たまに『宝箱発見だぜ!!』といったような勇者の声が聞こえてきます。
それは宝箱などではなく、アイテムボックスであり、それには部下の装備品などが入っています。
部下の中にも色々いて、私が与えた装備をすぐに装備する者もいれば、貰ったのが嬉しく、大事にとっておく者もいます。
部下の中では大切な宝物。そしてそれを奪っていく勇者達。
装備をしてくれていればまだ良いのですが、たまにその場に捨てていく者もいます。
よく考えてみてください。
自分の尊敬する者から貰って、大事に大事に保管しておいたとても大切な品が、何者かによって奪われ、こともあろうにその場に

無残に捨てられている。
これだけは言っておきます。
貴方達のその行為は、貴方達が『悪』としている行為となんら変わりませんよ。

魔王あるあるその六
・最近『ああああ』を見かけなくなった

上の二つが少し重いので笑いの要素が強いもので行こうと思ったらパッと思い浮かぶのはこれだけでした。
でも、最近本当に見かけません。
最近はインターネットのハンドルネームみたいな名前が増えましたね。
ここ一ヶ月でウチにきた勇者の半分ぐらいがそうでした。
ちなみにあとの半分くらいがデフォルトの名前、もしくは自分の名前です。
『ああああ』、『○○○(下ネタなので伏せます)』……あの頃の猛者は何処へ行ってしまったんでしょうか?
あの頃は『またこの名前』と思っていましたが……。見なくなるとついつい出会いたくなってしまいますね。
まあ、手加減はしませんが。

さて、どうだったでしょうか?魔王あるある。
「全然あるあるじゃねーよ!」
と思った方もいるでしょう。しかしその辺は勘弁してください。魔王友達とかがいるわけじゃないから確証の仕様がないんです。

なので必然的に私基準となってます。ご了承ください。
……これは、最後に言うことなのでしょうか?
作品名:魔王あるある四~六 作家名:ざぶ