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或虎

novelistID. 41746

言の寺

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高度3000ｍの笑顔

空の青はどこまでが青？

雲の辺？
山の上？
電波塔のてっぺんは？
じゃあ校舎の屋上は？

キミ答う

「地面すれすれまでが青空さ」

キミの笑顔が青空に浮かんでいる
いやワタシの笑顔がある位置も
青空に包まれているらしい

見上げれば笑顔が眩しくって
それがとても恋しくって

だから私は背伸びして
上空の君にキスをした

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作品名：言の寺　作家名：或虎