もしもわたしの腕が3本になったら
その手を繋いでくれる人はいるのかな
もしもわたしの足が1本になったら
わたしを支えてくれる人はいるのかな
いつもわたしは孤島にいて
一人で広い海を眺めながら
何もせず、ただ船が通るのを待っている
もしもわたしが死んでしまったら
わたしを想って涙を流してくれるかな
もしもわたしが突然消えたら
だれか探してくれるのかな
後ろには戻る場所があるのに
より居心地の良い住処を求めてしまう
だれも知らない自由な場所に
わたしはただ、海を眺めている
海を眺めながら船を待っている