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　　　　仲間は去り




　　　　　　　独り
　　　　　　　震える身体を壁にあずけていた

　　　　　精神は気死する寸前

　　　残された判断力は　終焉を見定める為だけのもの


　　僧侶はこの場を守護するささやかな魔法陣を残して去った

　　加護の光の輝くかぎり　下等な獣が近づくことは出来ない


　　　　しかし　その効力も失われようとしていた


　　　　　　　　　　　　　＿周囲の闇の中に…

　　　　輝きは徐々に弱まり
　　　　闇の侵食をゆるそうとしている


　　　　　　　　　　　　　＿もう　気配を殺す様子もなくなった

　　　光源は縮小して
　　　チラチラとする点滅が始まると
　　　　　　　　光と闇とが往復する


　その耳に　闇の中の息遣いは届いているだろうか

　　　　苦しみに耐えかね　上半身が大きく傾いだ

　　　　　　　　　　　　　＿漂う殺気は獲物との距離を詰める機会を静かに伺う

　次第に光と闇のサイクルが早まり

　　　一度　強く輝いて





　　　　　　闇がフィールドを塗り潰した





　　　　だが闇の世界が訪れるより先

　　　　シーフは握りしめた毒薬を口に運んでいた















　NAME　　　　CLASS　　AC　　STATUS　　　MP　　SEX　 AGE
　ガルシア　　　戦士　　　 1　　 189／215　 00/00　　♂　　33
　助九郎　　　　侍　　　　 3　　 144／178　 03/55　　♂　　27
　ミュラン　　　聖騎士　　 3　　 102／105　 06/32　　♂　　22
　クライヴァ　　僧侶　　　 2　　 066／098　 44/89　　♂　　38
　スカパル　　　魔法使　　 4　　 047／065　 45/58　　♂　　19
　ジゾット　　　シーフ　　 1　　 ----／　死　 11/43　　♂　　28