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夏空ひまわりー君といる日々ー

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くすっと、笑った小女は何処かに去っていった。

「オーイ,和輝ーー」

和也と一緒に、美衣が走って来た。
それを、見た和輝は、

「はっ!俺に構わないで二人で、キスしてろよ!!」

と、怒鳴り声を上げると一人で家に帰ってしまった。

怒鳴り声を上げた時、和輝は美衣のしょんぼりした顔を見てしまった。

”和也とキスしといてなんだよ!”

和輝は自分の部屋で、美衣の事ばかり考えていた。

――その時

ピルルルルルル・・・・・・ 

和輝の携帯が鳴った。
和輝は、イライラしながら、携帯にでた。 

「はい・・・」

その次に出す言葉を和輝は,飲み込んだ。
聞いた事のない声が聞こえたからだ。

「あ・・和輝さんですか?」
「そうですけど・・・誰ですか?」

そう聞くと携帯の,向こうの声は笑いを含んだ様子で言った

「さっき、会ったじゃないですか 定期入れ!」

”定期入れ”の言葉を聞いた瞬間,和輝は声の正体が分かった。

」・・・・君は」
「フフ、やっと分かりましたか? 自己紹介しますね 私・・愛実です!」