Tadの「なんちゃって留学記」 2008.6.29~7.14
観光というほどでもないが、バンクーバー在住の日本人の方にいろいろな所へ連れて行ってもらった。
Foodsの章でも書かせてもらったが、そのうちの一人は息子さんが居酒屋に勤めるHさん。
バンクーバーでB&B(Bed & Breakfast)の宿を営むたくましい女性だ。
授業が終了後、学校に車で迎えに来てくれたHさんは、
バンクーバー市内を車で案内してくれた。
グランベリーヒルでおみやげを見たり、
ギャスタウンというこれまたショッピングで有名なエリアに連れて行ってもらったりした。
中でもダウンタウンにある市営の図書館は素晴らしかった。
図書館好きのTadにとってこれほど充実した図書館にはお目にかかったことがない。
蔵書はもちろん英語なので内容はよくわからないが、
コンピュータは数多く設置されているし、コーヒースタンドから軽食のお店まで営業しており、とても日本の図書館からは想像できない設備の充実度である。
建物の外観は古代ローマのコロシアム風。
内部もとてもオープンな設計で1日じゅう過ごせること間違いなし。
もう一人お世話になったのがChieさん。
これまたFoodsの章で少し書いたが、ご主人がスイス人でポークのお料理でもてなしてくれたご家族だ。
こちらのご自宅はダウンタウンの西側にある高層マンションだ。
食事が終わった後、歩いて行けるスタンレーパークという公園に連れて行ってもらう。
大きな公園だが、その日は時間もなかったのでほんの一部を散歩する。
野生のアライグマに出会えたのはラッキーだったな。
公園を抜けると海岸に出る。
もう夜の10時を回っているというのにすごい人の数だ。
バンクーバーの人たちは本当に外が好きである。
海岸のすぐ前にはおしゃれなカフェやレストランが立ち並ぶ。
まさに海と都会が共存しているエリアだ。
TadたちはコーヒーをテイクアウトしてからChieさんのマンションに戻る。
帰りはChieさんのお友達が、車でTadのホームステイ先まで送ってくれた。
皆さん初対面なのに何て優しいんでしょ!
作品名:Tadの「なんちゃって留学記」 2008.6.29~7.14 作家名:タマ与太郎