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レビュー上手は魅せ上手!?

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こんばんは。

 文は人なり。

 以前、こういう言葉を誰かの書いたエッセイで読んだことがあります。

 このときから、私はこの言葉を心に刻みました。

 文章には、それを書いた人の人柄がにじみ出ることがあります。

 もちろん、すべての場合に当てはまるとは言いません。

 しかし、自ずと伝わってくるものはあると思います。

 品格のある文章を書きたい-、私が日頃から考えていることです。

 別に気取ったとか、そういうのではないんです。

 もし文章からその人の人柄とかが窺えるものであるなら、やはり、きちんとした

 文章を書きたいと思うからです。

 例えば誠実さとか、真摯さとか。

 そんなものが込められたら良いなと思います。

 しかし、仮にそういう品格のある文章が書けるようになったとしても、

 また、それが魅せる文章であるかどうかは判りません。

 文章というものは第一にきちんとしたものでなければいけないとは思うけれど、

 それと同じくらい読んだ人の共感を得ることができなければなりません。

 文章として整っていること。

 他人の共感を得られること。

 また、読んだ人に理解しやすく、書き手の言いたいことが率直に伝わること。

 これらが揃ったのが理想的なのではないかと考えます。

 でも、私にとっては、とても難しい命題です。

 どうやったら、こういう理想的な文章が書けるようになるのだろうか?

 そんなことを考えていては、いちいち書けないので

 普段はあまり考えませんが、時に考えてみることがあります。

 ただ単に品格のある文章を書けるようになったとしても、

 読まれてこそ何ぼの世界です。

 そういう意味で、最近、私はレビューなるものに注目するようになりました。

 レビューというのは、その対象になるものについて広く他の人に紹介するもの。

 商品レビューなどがその良い例です。

 消費者同士の意見交換の場なので、当然、良い点も悪い点も書きます。

 また、商品などだけではなく、無料で読めるケータイ小説などにも

 レビューコーナーがあります。

 でも、このレビューはちょっと商品レビューとは意味が違うと思います。

 無料のケータイ小説はあくまでも無料だし、

 どちらかといえば、同じサイトの人同士が互いの作品を読んだ感想のようなものなので、

 あまり悪い点については触れない方が良い。

 商品はお金を出して購入するものなので、良い点も悪い点もむしろ、はっきりと

 書いた方が他の購入者のためになります。

 が、無料ネット小説サイトのレビューにいては、どちらかといえば、

 ブログのお友達同士のコメント欄的な要素か゛あるので、

 少なくとも私は悪いことや非難めいたことは絶対に書かない方針です。

 なので、私がここで言うレビューというのは、商品レビューのことです。

 だから、同じ小説でも、お金を出して買うアマゾンなどの小説レビューは

 ちょっと無料ネット小説のレビューとは違うと思う。

 お金がかかってくるので、やはり、面白くなかったら面白くないと書くべきです。

 ただ、私は自分が小説を書いているので、作品をけなされたときの

 作者の気持ちが判る。。。

 なので、幾ら商品としての小説のレビューでも、そんな評価の低いレビューを書く

 くいらなら、最初から書きません。

 まあ、これは余談ですね。

 さて、この商品レビューですが、わずかな限られた字数で、

 言いたいことを表現しなければなりません。

 その商品の良い点、悪い点。

 更に自分の使ってみたり読んでみた感想も入れて書くのです。

 しかも、そのレビューを読んだ他の購入者に、その商品がどういうものかを

 リアルに判りやすく伝えなければならない。

 なので、よくベストレビューアーとか言われているような人は

 そういう魅せるレビューを書ける人なのでしょう。

 これって、結構難しい。

 自分でレビューを書いてみて、つくづく思います。

 短い文章の中に伝えたいこと、伝えるべきことをすべていれて

 なおかつ読んだ人の共感を得られる。

 これができれば、きっと魅せる文章を書くことができるようになるのではないかと

 思います。

 もちろん、これはあくまでも私見であり、これが正攻法だとか

 効果的方法だなんてことはまったくありません。

 自分なりに、どうやれば良い文章を書けるよになれるかな

 と考えているうちに思いついた方法です。

それに、小説とエッセイ、詩がそれぞれ違うように、

 レビューと小説ではまた書き方も違います。

 なので、魅せるレビューを書けるようになったからといって、

 面白い小説、優れた作品を書けるようになるかといえば、

 必ずしもそうではないと思う。

 でも、どんな作品でも、基本は文章。

 たくさんの文章が集まって作品世界が成り立ってゆくのだから、

 まずは、きちんとした文章を書く勉強をすることが

 いちばんではないのかなと思います。

 ただ長い文章より、実は短い文章の方が難易度が高いというのは本当です。

 なので、私は小説よりはエッセイが難しいと思う。

 原稿用紙数枚で、読む人を惹きつけるようなエッセイを書けるようになり

 たいけれど、まだまだ夢の夢です。

 最近は、練習の意味で商品レビューなども良いと思った商品については

 積極的に書くようにしていますが、

 なかなか難しいですね。

 まあ、でも、手軽にできる練習なので、これからも懲りずに時々は

 やろうと思います。