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でんでろ3
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novelistID. 23343
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ココマ,たまねぎ,証明

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<ココマ>

ココマはコマの子。コココマはココマの子。コココマの子はココココマかというと、そうではなくてコネ。なぜなら、コココマの子は初めてできた女の子だったから。コネの子はココネかというと、そうではなくて、コロネ。なぜなら、コネの子には翼があったから。コロネの子はコマ。翼はないが元気な男の子。



<たまねぎ>

たまねぎを剥く。ひたすら剥く。無心に剥く。中に何かがあると信じて。自分が捨てている物の価値を理解せず、ただひたむきに捨て続ける。進んだ先には、きっと輝ける何かが待っていると信じて。しかし、何もあるわけがない。しかし、それで落ち込むわけでもない。それはそうだ。猿なのだから。



<証明>

私は狂っているのだろうか? いや、そんなはずはない。証明してみよう。例えば、このナイフで自分の太ももを刺そうとする。すると、刺さった時のことを考えただけで恐怖に身がすくむ思いだ。そして、ナイフを刺す。想像以上に痛い。私が狂っているのなら、こんなに痛くないはずだ。以上、証明終了。