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綾部と真冬の交際事情

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修学旅行二日目


真冬と待ち合わせていた。
「自分挙動不審やな」
「だって」
「なんかあったら守るから安心せえよ」
桜田とはあれから遭遇しなかった。





そして自由行動写真撮影をするらしい。
「黒崎が嫌なら綾部はどうだ?」
「俺と自分は寮で絆深めとるやろ。
なあ自分等もそうやろ」
逃げた三人である。
それで携帯で写真を撮っていた。





しばらくあるいていると昨日の人物がいる。
「昨日の黒崎といた奴」
「綾部麗人や。
よろしくな」
人選を見る。
「(この金髪は大方ヤンキーなんだろうけど黒髪のこいつは一般人か?
ギターケース背負ってるしロッカーなのか?
もう二人は一般人みたいというかあんまり親しくなさそうだな。
このメガネとロッカーはどう見ても一般人っぽいというか。
もう片方はいいとしても優等生っぽいというかいじめられてるっぽい)」
手裏剣コーナーだった。





開始と言い出す。
「綾部お前筋いいじゃないか」
「自分が身体弱いのは運動不足や言うて忍術修行させたんやろ?」
「マジかよ」
「何でこの二人以外全員経験者なんだよ」
それで見ていた。
「ねー早坂君あやべん」
「なんや黒崎」
二人と話している。





真冬が話しかけていると後ろで何か話している。
転がっている。
「黒崎ー」
綾部が手を貸す。
「自分女なんやから階段から落ちてどないすんねん。
自分は無茶ばかりするんや。
怪我して歩けなくなったらどないすんねん。
あんた俺より強くないやろ」
それを聞いて早坂も同意する。
「黒崎は普通の女なんだからな」
そしてズボンをつかむ。






喧嘩になっていた。
「やめい二人とも」
「お前離せよ」
そのあと鉄拳制裁をされる。
「「ごめんなさい」」
そのあと鷹臣に喧嘩がばれて引きずり回される。




その夜温泉に入っている。
声をかけると盛り上がる。
「何をいっとるんやあいつら」
「おーい黒崎ー」
「綾部どこに行くんだよ」
「人の彼女を呼ぶなや!」
「今綺麗に椅子当たったな」
そのあと北条に声をかけて怒らせる。
「よし今度は野々口に声をかけてみるか」
「「それはやめとけ!!
死ぬぞ」」
そのあと綾部は真冬を探していた。
「自分ら黒崎見てへんか?」
「そこに転がってる」
「綾部お前風呂上がりか」
「濡れタオル用意せんと」
しばらくして目を冷ます。
「起きたか黒崎」
「何やってんのあやべん」
「脳震盪はあんまり動かしたらあかんねん。
せやからその場でやけどいややったか?」
「嫌じゃないけどさ恥ずかしい」
「何やってんだお前ら」
二人がばっと離れる。
「あれ~」
「わー黒崎大丈夫か!?」
「お前らどういう関係なんだよ」
「付き合って二週間や」
「私とあやべん付き合ってるの」
「そうかそうかってええ~!?
綾部と黒崎付き合ってんのか?」
「今日手繋いでたやろ。
付き合ってもないのに膝枕っておかしいやろ」
「初めにヒントいったよね」
「あんなんでわかるかよ」
それから部屋に戻っていた。





作品名:綾部と真冬の交際事情 作家名:アオイ