映画のクイズなんですねェ☆全79問
第68問 1980年代問題 一室
JJJJ しししし
JJJJ しししし
JJJJ 浜口 遺族の二人 男 しししし
JJJJ しししし
JJJJ しししし
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____男と遺族の二人は浜口(元衛生兵)を一室に呼び出して問い詰める
浜口 『戦争が終わったって聞いたらね
もう本当に 手を叩いて
音のするような手を叩いたら 隊長に怒られるから
隊長 そばにおるから
帰れるな〜 帰れるな〜 言うて
私ら本当に手を取り合って 喜びました
それから何日して 終戦なったっていうこと聞いて
ヨシザワさんとノムラさん 一緒に帰って来たんです
そやけど その時にノムラさんはね
栄養失調とマラリアでね ほとんど意識ありませんでした
私毎日ずっと見に行ってましたけどもね
本当に何日持つのかなと思うぐらいの容態でございました
それで軍司令部を尋ねて 軍司令部に行かれたらしいんです
軍司令部尋ねて行ったら ウチの部隊のおるところが分かるだろうと
そして行ったら ヨシザワさんと合うたわけなんです
同年兵ですよね
遺族の男『はい 同年兵ですね
浜口 『それで あの まぁ そこで何日か居られたか
その何日も私 記憶ありません 司令部なんかに わしら
そやけど これこんなとこへ居ったら
えらい人ばっかりで食うもんもないし 死んでまうから
土人の家へでも行って
芋でも腹いっぱい食って死のうじゃないかいうて
まぁ その逃げたらしいんです
我々の命はもう 何日かだったんです もう
周囲はもう完全に包囲されて
もう 直径4キロもないぐらいのところへ
1万なん千の兵隊が全部包囲されて
実際 玉砕命令も出たんだそうです
あの そんなんで
同じ死ぬんだったら芋でも腹いっぱい食うて死のうじゃないかいうて
まぁ二人で司令部を 出たらしいんです
そやけん司令部じゃ 独立工兵36の兵隊が脱走したから
捕まえて処置しろという その まあ 命令があったらしいんです
これが戦闘中の逃亡だったら
勿論これは銃殺されますわ あの 現地だったらね
それが終戦なって… 命令が出たのと執行したのとが…
そこに… 大きな、、こんな終戦ということがあったでしょ
それをそのまま命令を執行される…、された、ということに
まぁ あのムラモトさんも心に残られるところがある
男 『命令が軍司令部の誰かがしたということですね?
浜口 『そらそうでしょうね
遺族の男『コシミズと違うんですか
浜口 『命令は軍から出てますね 軍から
遺族の男『軍法会議が開かれたっていうこと
お聞きになられたことはありませんか
浜口 『そんなことはありません あの状態では
遺族の男『それだったら もう
はっきり言うたら殺人と殺人共済じゃないんですか
浜口 『まぁ戦死…、、、
名誉の戦死っちゅうことにしたっていうて聞いたけど戦病死でっか
遺族の男『戦病死です
浜口 『うぅぅむ
遺族の男『戦病死っておかしいじゃありませんか
わたしあのハラさんに サクラダさんですか
あのぉ、あそこで…、高野山で慰霊祭の時にね
九月八日の戦病死ってふざけた話あるかって私言うたんですわ
九月八日に戦争してたかって私言うたんですわ
終戦後 八月十五日の終戦をですな
三日後の十八日に知ったって言うくせにですな
戦病死なんてふざけたことを ようつけたなって私言うたんですわ
そしたらハラさんが泣き出して
それ以上は聞かんといてくれって泣いただけですわ
それで兄の死に方が私がおかしいって言うたんです
浜口 『うん
遺族の男『兄たちをね
処刑しなければならんということを決めた理由にもう一つね
浜口 『はい
遺族の男『これは言いにくいことやけどもね
あのぉ 人間の肉を食ったっていう あれがないんと違いますか
浜口 『いいえ
遺族の男『それで…ですな
兄たちの口を封じなきゃいかんという理由に、、
浜口 『いやいやそんなことはありまへん
それはもうぜんぜん否定します
遺族の女『一等兵がこう順番にこう、、、私ハッキリ言いますけど…
そのぉ、、食べられていったんじゃないんですか
浜口 『食べられてとは?
遺族の女『人肉で、、みんなが生きるために
浜口 『それはね…、、 みんな、、、食べたしね、、、
あの、ヨシザワさんらが別に
とって食べたっちゅう話も まぁ聞かんし
肉はみな 今日は白か 今日は黒か言うて
黒ンボか白ンボか言うてね みな、あの食べました
_/_/_/_/ 作品より抜粋、多少手を加えています _/_/_/_/
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作品名:映画のクイズなんですねェ☆全79問 作家名:夢眠羽羽