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映画のクイズなんですねェ☆全79問

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第42問 1960年代問題 2人の乗組員


  JJJJ                しししし
  JJJJ                しししし
  JJJJ    故障を調べる2人    しししし
  JJJJ                しししし
  JJJJ                しししし
    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 
  /                       \

  ____船内のコンピューターに話しかける乗組員


乗組員A『ユニットはどこにも異常はないぞ

    :そのようですね
    :おかしいな
    :こんな事態は初めてです
    :元へ戻して 故障をするのを待ちましょう
    :そうすれば原因が分かります
    :交換する間なら 交信不能も問題ありません


  ____乗組員はこの事を地球に報告し モニターの前で指示を待つ


地球より『XD1 こちら管制センター 1930を了解
     ユニットを戻して故障を待つプランに賛成だ
     しかし 地球の調査によると
     船内のコンピューターが故障予測を過った可能性がある
     繰り返す 故障予測を誤った
     地球の双生コンピューターがこの結論をはじき出した
     信じられない結論なので 再調査をして確認中だ
     申し訳ないが 判明したらすぐに知らせる
     こちら管制センター 交信を終了する

    :本気で心配してませんよね

乗組員A『してないさ

    :本当に?

乗組員A『しかし質問がある

    :なんでしょう

乗組員A『双生のコンピューターがなぜ君と違う答えを出したんだろう?

    :原因は明らかです
    :人間のミスしかあり得ません
    :過去の例が示すようにミスを犯すのは人間です

乗組員B『君たちはミスを犯した事故はないか?

    :一度もありません
    :ワタシたちは完全無欠です

乗組員B『君たちの偉大な業績はもちろん知ってるが
     取るに足りない小さなミスも 一度もないのか?

    :フランク 一度もありません
    :何の心配も要りません


  ____2人は少しの間 訝しげに見つめ合う

 
乗組員A『分かったよ ご苦労だったね
      フランク Cポッドの交信装置が不調だ
           一緒に来て見てくれないか

乗組員B『わかった


  ____2人の乗組員は格納庫に向った
  ____そしてポッドの中に乗り込むと扉を閉め、マイクのスイッチを切った


乗組員A『ポッドを回転させてくれ
     ポッドを回転させろ

         聞こえてない

乗組員B『ポッドを回してくれ!

         大丈夫です

乗組員A『はぁ、、、

乗組員B『どう思います?

乗組員A『君はどう思う?

乗組員B『彼が怪しいと思います

乗組員A『怪しい?

乗組員B『絶対です そうでしょ?

乗組員A『はぁ、、、、
     確信はないが私もそうだと思う
     彼の言う通り 9000型はミスを犯したことがない

乗組員B『彼らもミスを犯すと言うことですね

乗組員A『故障の分析を提案したのは 彼自身だ

乗組員B『はい

乗組員A『彼の完全さと自信からだが 間違いの証明にもなる

乗組員B『彼の判断力が正常ならね

乗組員A『そうだな

乗組員B『証拠はないが 彼は何かおかしいですよ

乗組員A『とにかくユニットを戻して結果を見るしかない

乗組員B『賛成です

乗組員A『では始めよう

乗組員B『はい
     戻したユニットが故障しなかったら?
     もう彼を信頼できなくなります

乗組員A『そうなると大問題だ

乗組員B『そうですね
     でも もしそうだとしたら?

乗組員A『選択肢はあまりない

乗組員B『方法は一つです
     船の全機能は彼の制御下にあります 
     彼が故障しているとなると 接続を切る以外にないでしょう

乗組員A『残念だが同感だ

乗組員B『それしかない

乗組員A『だが簡単ではない
     高等中枢機能だけを断って
     一般の自動制御システムを残すんだ
     地上制御に移行する段取りを考える必要がある

乗組員B『故障した彼に任せるよりも安全です

乗組員A『問題が一つある
     9000型は回路を切られたことがない

乗組員B『故障したことがないですから

乗組員A『問題は、、、

          彼がどんな反応を示すかだ



  _/_/_/_/ 作品より抜粋、多少手を加えています _/_/_/_/

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