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司令官は名古屋嬢 第5話 『なまりの中で』

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《用語解説》



・『大阪暴動』(出来事)

 異次元歴42731年の夏、CROSSのいい加減で実験的な社会福祉政策により、大阪市で発生した大暴動。西成暴動などで慣れているはずの大阪府警が、初期の鎮圧に失敗したため、大規模にまで発展してしまった。大阪府警本部が陥落したことにより、大阪府警全体が機能不全に陥り、大阪市内は無政府状態と化してしまった……。
 CROSSは、「大阪在住の中京都出身者の保護のため」だとして、中京都軍と世界保安省を投入し、武力などで鎮圧した。この鎮圧により、千人以上の大阪人が「自由のため」と「日本のため」に死んだ。ちなみに、死んだ中京都出身の民間人および鎮圧要員は、たったの数人だけだった。
 大規模な暴動は鎮圧できたわけだが、その後は小規模な暴動が頻発し、結局、CROSSは大阪を放棄することにした。再び訪れた無政府状態は、大阪の都市機能を完全に失わせた……。



・『ステキヤン電器』(店)

 大阪の老舗電器屋で、東山が探していた電子部品を持っていた。金のために、電子部品を中京都軍に売ったのだが、それを知った暴徒に襲撃されているかもしれない。



・『過激なCROSS狂信者』(評価)

 文字通り、過激なCROSS狂信者である。CROSSの山口は、自分への反対者だけでなく、狂信的に自分を崇拝する人間も嫌っている。おべっか使いなどのゴマすり者なのかもしれないからだ。これにより、CROSSは、過激なCROSS狂信者を要注意人物としてリストアップしている。
 ちなみに八事も、そのリストに入っている。