日常鑑賞のすすめ
そのイメージを持って演奏を聞くとそれがイメージできない演奏家の演奏は直ぐに分かってしまう。「ああ、この人は勉強ばかりで感情を知らない人だな」とか「感情はあっても表現できない人なんだ」とか「この人は花を愛でたことが無い」とか感じてしまうのですね。
特に女性の演奏家は怖いですね。こんなこと書くと女性に失礼かも知れませんが、いろいろな書き込みを見ますとセックスで女性の悦びを感じたことの無い女性が結構な数いるのですね、男としては申し訳無い気持ちになります、もう少し女性を感じさせて、ともに高みを迎えたいものなのですが、これが音楽に出てしまう。ややもするとエロくなるし、また一方では味気ないものになり、さあというその一瞬の間これがないからこちらはガクッとなってしまう。「そうやないだろう、お前にはまだはやい」とね。
そうなると音楽全体が薄っぺらくなって心のエステどころか返って疲れるから始末が悪い、それでも「そうかどこを直せばよくなりますか」と謙虚になって貰えればアドバイスも出来ますが、勉強一筋、音楽一筋だとその謙虚さもありませんので一生良くなることはなくなります。もっと恋愛を重ねないといい演奏は出来ないよと一言付け加えたいです。