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『安全保障』

・『や』＝『やまさん』（ぼく）
・『山』＝『山口』（小説『ＣＲＯＳＳ』の主役）
・『お』＝『大須』（小説『司令官は名古屋嬢』の主役）
・『も』＝『守山』（小説『司令官は名古屋嬢』の脇役）



や「『安全保障』については？」
山「『集団的自衛権』って言ったって、結局はアメリカ頼みじゃないか！」
お「『いざとなったら、アメリカが助けてくれる』という親米派の考えも『軍隊が無くても平和は保たれる』という親中派の考えもお花畑ですよね」
山「核武装しとけば大丈夫！　結局、核兵器を持っている国が強国なんだよ！　９条の改正と、名称を『自衛隊』から『国防軍』に変えたぐらいじゃ、中国に勝てねえよ！」
お「兵器の製造ラインの国有化が必要ですね。充実した安定的な兵たんが無ければ、戦争に勝てませんよ。兵たんを断たれたことが、太平洋戦争の敗因の一つになりました」
山「兵たんがあっても中国には勝てねえよ。ベトナム戦争やイラク戦争みたいに泥沼化するに決まってる。核兵器を使えば勝てるだろう」
お「両方とも滅びるかもしれませんよ？　もしかしたら、人類も……」
山「ぶっちゃけ、知ったことじゃないね」