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◯すの詩

うすうすは分かっていた
なすがまま運命に流され
さすらう女
ぬすっと女だと
ロス警察署刑事という立場から
たすけてやれなかったが

オスの本能を刺激する
コスチュームの素晴らしい
ひすい色の瞳の女
かすかに残る
うすい唇の
きすの触感

くすぐったい思いを
けすことが出来ず
いすに座って
ノスタルジー

ラストシーンは
レストランでの
むすめのような涙