夢を語りたいお年頃
おれは、いつも親しくしている隣のこいつ(幼馴染)が大の苦手だ。
だって、
あさは俺より早起きし、俺の部屋に入り、7:40ジャストに起こしてくれる・・・。
平日ならいいぜ? 土日もとくれば・・・・
まぁ、もうそろそろ慣れてもいいはずなんだがなぁ
登校するのも一緒だし、学校も一緒、
クラスは違うが、昼休みは二人で学校の屋上で飯を食ってる。
ってのも、
「お弁当渡したら、一緒に食べれないじゃん」
だってさ。
そんな俺も、一応 "夢" はあるんだぜ?
なぜ、いきなりそんなこと言い出すかって?
そりゃ、夢ってのは心の中にしまっておくもんじゃないからさ。
おれは、夢は語ったモン勝ちだとおもうんだ。
だから、少し語らせてくれ
「俺の"夢"ってのは
お前を嫁にしていつもどおり過ごすことだ。」
お前ってのは、読者の方じゃなくて、文頭のこいつ(幼馴染)のことだぜ?
俺は別に感覚がおかしいわけじゃない
ただ、誰かに取られるのはいやだから、
知らない間にどこかへ行っちまうのは寂しいから、
俺がこの手でお前を守ってやりたいから。
さて、今日の弁当はなにかな?