二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」
エグゼター
エグゼター
novelistID. 43539
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

Ib ~とある美術館での物語~

INDEX|8ページ/16ページ|

次のページ前のページ
 

美術館



・・・あれからどのくらいたったのだろう。
気がつくと私は硬い床に仰向けになっていた。
ぼんやりする頭で自分がなにをしていたのか思い出してみる。

「・・・そうだ私、足跡をたどって絵の中に・・・」

そこまで思い出した私は上半身を起こし辺りを見回した。
どうやらここは通路となっているようだ。
通路は一本道となっていて一方は行き止まりとなり、もう一方は少し進んだ所にドアがある。そして私のスカートの上に一輪の赤いバラと小さなカードが置いてあった。
カードには

「おはようイヴ ひみつのばしょへようこそ そのバラはわたしたちのプレゼントだよ
だいじにしてね そのバラの花びらがきえたらイブもきえちゃうから」

と書いてあった。

「花びらが消えたら私も消えちゃう?どういう意味だろう・・・」

誰が置いていったのかわからないけどとりあえず持って行くことにした。
よく見てみると作り物の様にキレイなバラだ。