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吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
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茶々の育児

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茶々は我が家の愛犬の名前である。茶色のトイプードルなのでそんな名前にした。
茶々が先日仔犬を産んだ。その育児の様子を見ていると本当に関心する。
10月19日に産んだので今日で15日目である。昨日仔犬の目が開いた。あと4,5日しないと見えないらしいが、元気にゲージの中を這いまわっている。
茶々の育児で感心した事は、最初の3日間は仔犬から離れなかったが、4日目からは少しづつ離れる様になった。そしておっぱいの時間になると、仔犬たちに授乳させた。
5匹のなかで1匹身体の小さな仔犬がいる。茶々はその仔犬を口で咥え、時々ゲージから連れ出す。最初はいじめかなと思い、ゲージに連れ戻していたが、一日に何度かやるらしく、そのままにしていたら、おっぱいをその仔犬だけに与えているそうだ。
強い仔犬が乳の出の良い所を選んでしまい、弱い仔犬はいつも満足に乳が飲めないのだろう。
弱肉強食かと思っていたが、母親はちゃんと見ている。
ちなみに雄犬は全く仔犬の世話をしない。
これにも驚いた。他の動物では雄雌が協力して、子育てをしているのをテレビで見た事がある。雄も何か協力したらと言いたい。
茶々はそれこそなりふり構わず育児に専念し、少しやつれた感じである。
シャンプーもカットも今は出来ないから、タオルで体を拭いてやるが、お乳で体毛は毛玉になってしまう。もう少し頑張って、茶々お母さん。
作品名:茶々の育児 作家名:吉葉ひろし