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でんでろ3
でんでろ3
novelistID. 23343
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変えてみた……

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メガネを変えてみた。

 いや、変えたつっても、あれだよ! コ○ン君だよ、コ○ン君。ごくごく普通のチタンフレームから、いきなりコ○ン君だよ。もう、学校行ったら、友達はおろか、全校注目の的っしょ! いや、しかもだよ。見た目だけじゃないんだよ。機能もコ○ン君なんだよ。機能、無かったらさ。パーティーグッズつけて登校したイタい人と変わんないじゃん。ちょっとはさ、一瞬はさ、注目集まるかも知れないけど、それだけでしょ。ツカミ程度にしか使えないんだよ。これはスゴいよ。あの機能も、あの機能も、あの機能だって付いてる。あ、あと、ついでに敵の強さもわかる。マー○ィー岡田もびっくりだ。


 おかしい。なぜだ。なぜ、誰も気付かない。無視している風は無い。素で気付いてないみたいだ。


 義手にしてみた。

 かなり古いので、ご存じない方も多いかもしれないが、今度はジャイアン○ロボだ。ミサイ○ロケットだ。いや、人間の指サイズなので、ミサイ○とはいきませんでしたが、指先から弾丸が出ます。銃刀法? クソくらえです。ウケることの方が大事です。


 なぜ、気付かない。なぜ、ナチュラルに総スルー? 2,3発撃ってみたのに。


 ロケッ○パンチにしてみた。

 言わずと知れたマジン○ーZ様から頂いた。もちろん、飛ぶぞ。飛ばんでどうする? 両腕だ。当然だ。廊下の端から端まで飛ばしてやる。


 なぜ、気付かない。というか、気付かずにいられる? おかしい。


 腕が伸びるようにしてみた。

 ル○ィ? それだったら、全身伸びなきゃなんねぇだろうが。怪物○んだ。怪物○ん。まぁ、彼だって、足も伸びるけど、そこまでこだわるな。とにかく、びょーん、と伸びっから、びょーーーーんっと、よぉ。見てろよ。今度こそ、度胆抜いてやるぜ。


 気付けっっっっっ! バカかっ? お前ら! くっそーっ。次こそ。


 両足からジェット噴射が出るようにしてみた。

 はい、言わなくても、お分かりですねぇ。さぁ、皆さん、ご一緒に、「鉄腕ア○ム」。はい、私、飛べます。アイ、キャン、フライ。これで、1限の授業にわざと遅刻して、3階の自分の教室に窓から入ってやりまーす。ザマーミロ、デース。フェッ、フェッ、フェッ。


 あのぅ、気付いて下さい。お願いします。きっと、人は人に認められて人になっていくんじゃないかと思います。次は、お願いします。


 変身ベルトを巻いてみた。

 数々ある中で僭越ながら選ばさせて頂いたのは、私の最もリスペクトする仮面ラ○ダー3号さんの変身ベルトです。私も、男です。ただ、ベルトを巻くなんて真似はしません。改造は全身に及び、マジ、変身できます。しちゃいます。


 存在は許されているのだろう。いや、そこに、善意や悪意は存在するのだろうか。マザー・テレサは言った。「愛の反対は憎しみではなく無関心です」と。もう、改造するところと言ったら……。


 人工知能に換えてみた。
作品名:変えてみた…… 作家名:でんでろ3