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遥か彼方【詩集3】
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惑溺
世界はなんて美しくて
世界はなんてまぶしくて
そして世界はなんて残酷なのだろう
圧倒的な世界の輝きの前には
弱きものは頭(こうべ)を垂れて
膝まづくしかない
目を開くことすらできぬ
威圧的な光の前に
背を向けて、うずくまり
弱き我が身を呪うばかり
白き闇の遙か向こうに広がるのは
底知れぬ深淵
アビス
それとも奈落
シジフォスの神話のごとき
底のない深き谷底と
果てしなく切り立った断崖絶壁
常闇へ永久に沈むことへの
目も眩むような憧れを抱き
暗き歓喜に惑溺する
作品名:
遥か彼方【詩集3】
作家名:
maki