詩~黒~
痛心紅身弾
ああ…痛い
心が信じられないくらいイタイんだ
本当に痛いのは君のはずなのに
俺の心は伝染したようにイタイんだ
君の目から流れる涙は
俺を拒否するものなのか…
生理的なものなのか…
どちらにしろ俺のせいで流れている
こんなはずじゃなかった と心のどこかが叫んでる
こんな事をしたかった訳じゃないのに と心の片隅で嘆いてる
だけど
君の体が紅く染まるのを
君が俺を拒否するのを
見る度に
俺の中で何かが弾けるんだ
もっと泣かせてみたい
もっと拒めばいい
もっと俺色に染まればいい
そう思うと
ゾクゾクして罪悪感なんて吹き飛んでしまうから